◆◆◆ 1677 ★ プリュス・ジ・アートフェア ◆◆◆

おじゃらのグルメ放浪記はじまりました。

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2011.11.20.

司会の方が、石鍋さんに、「現代アートとは何ですか」とたずねると、

「ワンピース倶楽部的には、生きている作家さんの作品ということです。」

と答えられていて、笑った。

やっぱ、ここは、笑うところだと思う。

でも、石鍋さんは、あれだけ毎日現代作品ばっかりを見て歩いているんだから、それなりの審美眼というのは育っているはずである。

という話を勘案しても、この答えは、まわりを煙に巻き、本質を離れつつ、筋を通すいい答えだなと思う。

アートへの意見というのは、鑑賞者が個々に持つものであり、好きとか、キライ、もしくは、画力を感じる、感じない、努力は認める、でも飾りたくない。

的なね、

イロイロな見方があり、見る者によって違うものなのだ。

それを、収集家のグループとして、アクティブに活動している会の会長さんが、自分の意見を押し付けたりすると、影響が大きすぎるからね。

あの答えは、あの答えで、筋を通すのはアリかなと感じた。

こちらは、この前落札した小唄のレコード画像です。

アタシだったら、何と答えるのか。

「現代美術とは何ですか」

私にとっての現代美術というのは、やはり、旧来の表現にとらわれない、自由な、新しい表現の作品。

そう答えるかな。

今ならね。

「今まで見たことありません。」

「これは何ですか」

まあ、そういう質問を、見たものから引き出せれば、作品は成功している。

そう考えている。

「自由度」

ここは、物凄い重要かなって。今回のアートフェアでは、それほどの自由さは感じなかった。まあ、東京美術倶楽部だからね。あまり前衛でも、買うほうも解らないんだろうっていう気もする。

有楽町のアートフェアの方が、よっぽど楽しい。

石鍋さんは、

「作家さんには、作品を作り続けるってタイプと、作家さんそのものが発信するものがある人の2タイプある」と語られていた。

現代作品というのは、作品一つということでなく、作家さんの生き様、創作の姿勢、そういうものを見て、応援したいから、作品を買うのだと。

まあ、そういうことはあると思う。

アタシだって、生きている作家さんの小品をいくつか買ったことあるけど、ささやかに応援にはなっていると思う。

アタシの作品をコツコツ集めてくださっている方も何人かいて、皆さん、応援してくださっている。そういうことになる。

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