◆◆◆ 1799 ★ バーニー・フュークス ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)
2013.6.22 アメリカのイラストレーター、バーニー・フュークス。 ノーマンロックウエルの後継といわれたイラストである。 古き良きアメリカをモチーフに、アメリカらしいイラストだと思う。 ロックウエルのような情感は不足しているので、並ぶと可哀そうという感想は否めない。 が、ケネディーの作品などは、その人の、人と成りがきちんと現れていて、素晴らしい出来だと思う。 細かい部分まで描きこまない技法で、見る人は、その表情に引き込まれるという作風にも関心する。 |
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一番心を動かされたのは、彼は、若い時に仕事先で事故にあい、利き手の指のうち三本がなかったといことであろう。 最初はトランペッターを目指していたのだが、指がないと、トランペットのキーが押せないので、ハイCという音が出せない。 だから、夢を諦め、得意だった絵を生業に生きようと決意したのだという。 指が三本無くても、志があり、努力をすれば、絵は描けるし、一流になれるということになる。 |
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そういう理由からも、彼の絵が、ザツクリとしていて、細かい部分がぼんやりしている画風も理解できる。 超細密は難しいということになる。 イラストというのは、雑誌などになり残る。 ということになる。 原画を残せるイラストレーターは幸せだと思う。 CGの時代になり、原画がパソコンの中ということになると、展覧会がつまらないからである。 アタシも、初期の雑誌の表紙のイラストは、ずっとCGだったため、原画は、コピー用紙に描かれた、ボールペンの線画しかない。 ので、観賞するには、ちょっとプアーなのである。 |
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油彩はまだへたくそなので、カラーインクで描く、イラストのようには作れないし。 そうして、絵で生きるということの大変さや、素晴らしさを、少し思い出した。 イラスト仲間たちは、元気にしているだろうか。 力があれば、少し景気が戻ってきた感があるので、安価な仕事を勝ち取って生き進んでいる人はいるだろうと思う。 そういえば、この前、タカハシヒデキ先生の作品が、ゴルフ雑誌の巻頭ページを飾っていた。 久しぶりにセンセイにお会いしたようで、嬉しかった。 私も頑張ろう。 |
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