◆◆◆ 1768 ★ 最近のアート市場について ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)
2013.5.22. 最近の感想は、やっぱり、画廊の力が前より落ちているのかなという気持ち。 ここ何年かの不景気で、画廊業は体力勝負になっている。 有名作家の作品の値段も下がり、買う方は、ネームバリューのある作家の、安くなった、中古作品に流れてしまうので、新鋭作家の作品の売れ行きは、悪くなっている。 という流れは、間違いがない。 地方では、未だに、価値のないものを高値で売る輩もいて、混沌とした世界なのは、旧来のままである。 ラファエロの絵を見た後、それ以外の絵に、全く心が動かないばかりか、どれもヘタ糞に見えたというのは恐ろしい事実である。 |
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目が肥えてゆくというのは、本当に怖い。 が、見ないということはできない。 それが、業というものであり、東京に住んでいる、唯一の利点でもある。 上野までは、電車に乗れば10分である。 銀座だって30分はかからない。 六本木は、さすがに40分ぐらいかかるけどさ。 それだって、乃木坂の駅を降りれば、そこに美術館がある。 |
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看板は、イイ感じにできつつある。 明日は頑張って組み立てるぞ。 と思いながら、美術館に行く予定だったことを思い出す。 美女と一角獣。 ルノアール系、 ヒルズ、 ブリジストン。4軒かぁ。 盛りだくさん。 |
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今日は、ラファエロの番組2本、河井寛次郎などを見る。 テレビ番組をただ見ているということではない。どうして、この人の作品がテレビ番組になったのか。 そこを考えているのである。 作品一点が良かったからということはありえない。多くの場合、美術館での展覧会の前振り的な作られ方が多い。 たとえば、3ヶ月後に、近代美術館で展覧会がありますから、画家の紹介を兼ねて、作品を紹介してください。 的な流れ。 いくつもの番組で取り上げられれば、ああ、近々、どこかで展覧会が開かれるのね。 と、ピンときて、行きたい展示の場合には、 それがどこだかを、ネットで調べる。 そういう流れが起きている。 イロイロな展示方法や販売方法が混在する時代になったため、画廊と作家の関係も、少しずつ変わってきていると思う。 画家は、何処を目指せばよいのか。 |
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