◆◆◆ 1757 ★ 林真理子さんのインタビュー ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2013.5.20.

先日、林真理子さんが、新刊を出されたとのことで、インタビューに出ていた。

ああ、昔はヒドイ顔だったけど、今は、大分よくなったなと思った。(人相がの話)

アタシは、人相見なの。

林さんは、テレビで、「やってしまったことへの後悔よりも、やらなかったことへの後悔の方が大きい」

と話された。

ふーん。私には、好きなことをして生きているように見えるけどね。

そうして、こうも話した。

「今後は、もっといい文を書きたいですね。1本でいいから、後世に残るような」

アタシは、ああ、この人も、芸術家になったのだと思った。

その言葉は、信念から自然と出てくるようになるもので、創作の本質的なことがわからなければ、口に出てくることもないのである。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

さすがに、賞を取ったような作品は、よく練られているが、やっつけの、週刊誌の連載などは、ひどいものもある。

「最近の人は、文が下手。アタシの文は、誰よりも上手い。」みたいな自慢話であるとか、いやまあ、よく、こんな文読む人がいるよなという品のない話まで。

売れてくれば、文も絵も荒れてしまうのが人間というものである。

そうして、そのことに自分で気づいて、もっといい作品を作りたい。

と思ったときから、芸術を目指す人の一員となるのである。

それから、随分と、一生懸命が続き、作品に、その一生懸命さが現れたときに、見た人が、その一生懸命さに気づいたときに、初めて、芸術家としての門は開かれるのだ。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

林真理子の文は軽くて好きだった。

でも、傲慢さや、急ぎ働き的な荒れた文を目にしてからは読まなくなった。

いやまあ、アタシは、誰の文も読んだりはしない。読まなくても、文はいくらでもかけるし、読んだとしたって、どうせ忘れてしまうからである。

それでも、続けてきたのはスゴイし、書き続けたというのもスゴイ。

世の中、書き続けられない人ばかりである。

とりあえず、私は、嬉しかった。

今回出された本は、きっと、気合の入った本なんだろうと思った。

いつかご縁があり、挿絵や、カバーイラストを手がける日がくることを願おう。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

「やってしまったことへの後悔よりも、やらなかったことへの後悔の方が大きい」

そうだよなあ。

アタシも、やらなかったという理由で後悔するのは嫌だなあ。

そう思い、夢を語ることにした。

具体的な計画をである。

それから、少し、営業をしてみることに決める。

今まで、文や、イラストの営業というのはしたことがなかったけど、景気もよくなってきたし、何よりも、すでに、自分の作品が大量あるからね。

作品を営業用ファイルにまとめてゆく。

一杯あるので、どれを使おうか迷う。

前衛を入れたほうがいいのかどうか。

俳句はどうしようか。

どうせ仕事は来ないだろうが、何もしないよりはいい。

作品がもっと良くなれば、私の才能に気づいてくれる人は、必ずいるはずである。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.