◆◆◆ 1742 ★ 巨大看板を作る ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)
2013.4.11 アタシが作った看板を見て、看板の製作を依頼してきた方がいた。 アタシは、とりあえず引き受けたものの、届いた板が、厚さ5センチ以上あったため、今回の仕事は苦戦した。 ぼんやりしていたら、引き受けることになってしまった看板の仕事。 オジャラ「大将、厚さ5センチはムリですってば、、、、。】 と何度も言ったのに、結局届いたのは厚さ5センチ以上の板。 はぁ。 ジグゾーという、木材を切り抜くノコギリの刃は3.5センチなので、刃をバキバキと折りながら、途中まではジグゾーて゛切り抜き、あとは、ノミで残った部分をタタキ落とす という恐ろしい創作活動。 おほほ。 作り出すと、それがどんなに無謀な企画であっても、止めることが出来ないからね。 執念で作り上げるという気持ちがないと、中座してしまう。写真は完成図。 |
巨大看板完成 |
字が曲がっているけど、仕方が無い。 まあ、一流品からは遠いということは理解できる。 それでも、巨大なので、遠くからもよく目立つ。 看板は目立たなくては。 欅の板は、ニスを吸い取ってしまい、何度かウレタンニスを重ねて仕上げてゆく。 いつかは出来上がる。 いつかがわからないということ以外に問題はない。 雨が続いて、外でペンキ塗りが出来なかったことなどがあり、結局、納品日より、10日ほど納期が遅くなってしまう。申し訳ありませんでした。 アタシがギャラリーにいると、ムダに来客があって、なかなかはかどらないという問題が起きている。 みんな、心を癒しに来るだけなんだけどね、最低でも絵は見ていくべきだとは思わないのかしらね。 |
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右の看板は、アタシが最初に作った欅の看板。 なかなか良く出来たと思う。 自画自賛の自信作。 これを見た、ヴィットリアの大将から、自分の店の看板をお願いしますという依頼を受ける。 最初は、普通に作っていたのだが、三輪田米山(書家)のテレビ番組のことを思い出した。 普通の字に、点を足したりする、独特の文字を作る人だった。 アタシは、彼の書のことをよく覚えていて、大将に、「この看板は、これで、よく完成しているんだけどね、何も面白いところが無いのよ。ツの点、一個足してもいいかしらん?」 そう尋ねると、彼も「いいですよ」と気軽のO.K.してくださった。ありがたい。 |
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作品であるのならば、なんだろうと言って、見る者が側により、しげしげと見たりしなくてはならない。かといって、文字なので、ちゃんとお店の名前が読めたりしなくてはならないのである。 そうして、今度は、この看板を見た方が、また、作品を注文してくださったということになる。 美のスパイラルねぇ。 どちらにしたって、木彫をやると、部屋中が粉だらけになってしまうので、個人的には早く終わらせて、掃除をして、また、油彩モードに戻りたいの。 ふぅ。 折角やる気になってるのにさぁ、、、、。みたいなね。でも、絵は売れるとは限らないので、注文で創作活動ができるのはありがたい。 |
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