◆◆◆ 1734 ★ 美術鑑賞@ワタリウム美術館 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2013.3.23

キラー通りを直進してゆく。

小さな蕎麦屋を発見。

「酒飲みセット、1050円」

おいしいお酒とおつまみが少量セットになっているという有り難いメニュー。

が、アタシには、1000円ぐらいしか残されていなかった。

ワタリウムに行くのか、それとも、蕎麦を食べるのか。という究極の選択。

でもまあ、ここは、ぐっと我慢して、ワタリウムへ。芸術欲の勝ち。

入館料は想定内の1000円。

JRという写真家が、スラム街などにいる人のポートレートを巨大サイズに引き伸ばし、壁だの屋根だのに貼り付けるというプロジェクト。

クリストを思い出すような無法アート。

なんだかサッパリ解らないという気持ちになりながら、4階、3階、2階と順に作品を見る。

3階で10分ほどのムービーを見る。

なかなかドキドキする、出演女性がみんな美しい映像でアタシは満足だった。

テレビ映像でみるよりも、ずっと小さな美術館だし、1000円はちとお高いかな・・・・。と思いながら、2階へ。

2階の、ポートレートが壁面に飾られているスペースには、なにやら人だかりが。

何の人たちだろう。

こういうときには、有名人が公演をするのを待つとか、なんらかのアトラクションに並んでいるというののどちらかである。

私も、その人だかりの中に立ち、何が起きるのかをじっと観察することにした。折角来たからね。

そうすると、何やら天から落ちてくる。

そうして、人々は、その天から落ちてきた巨大な紙を、丸めて、各々持ち帰るという流れがあることが解る。

何が、天から落ちてきているのか。

そうすると、壁に説明書きがあった。

「ポートレートを撮影します。ポートレートを撮影したあと、1分ほどで、ポスターが出来上がります。ポスターを持ち帰り、自分の好きな場所に掲示してください。そうしてそれを掲示した写真を、ワタリウム美術館にお送り下さい。」

などと書いてある。

なるほど、ポートレートと、ポスターの印刷料は、入館料にコミらしい。

それなら、随分と安いという感じになる。

私も、30分程列に並ぶ。

次々と人が撮影ルームに入ってゆく。

それから、天井からふわふわと舞い降りる、自分の巨大ポートレートを受け取ろうという人達の動きも面白かった。これはこれで、映像を早送りしたりしても面白い。

6月までやっているようですが、混むこと必至なので、ナルシストなアナタ、早めに行きましょう。

ということで、この巨大ポスタをどこに飾るのか考えなければならない。

手持ちの一番大きい額でもムリかな。

アトリエに行けば、大きいのがあるかもな。

とりあえず、自分のポトレートのコレクターなので、こちらも、シッカリと加えさせて頂きます。

しかし、大きすぎるというのも考えもんだよね。

それにしても、ワタリウム美術館の、吹き抜けや構造をうまく利用した展示だったと思う。

3階と4階は、その分狭かったけどね。

写真やムービーの展示だけだったら、逆上する人殺到だよね。うん。

でも、巨大ポートレートがもらえるときいてやってきた人ばかりなので、その辺は、折り合いがついているんだと思う。

アタシみたいに、よく解らないけど行った人も少ないに違いない。

現代アートの展示なのだから、見る人がアッというぐらいのものがなければならない。

今日は、久しぶりに着物を着たからね。

はぁ。

時間かかっちゃったよな。

今日の着物は、ベージュの大島に、黒の絞り風のふわふわ帯。。赤い帯揚げと帯止め。

草履はミドリにして、祖母が形見にくれたメノウの強いグリーンの指輪をする。

行きがけに、千住のお宝やさんに寄って、少しムダ話。八木美術さんを紹介しますねー。などといい、表参道方面に出発した。

明日はアートフェア他、いくつかの美術館を巡回する予定です。お楽しみに。

おじゃら画廊

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