◆◆◆ 1707 ★ 何を描くべきか ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2012.7.21.

ギャラリーも、スタートしてから五年もたってしまう。

2007年の七月スタートだからね。

早いものである。

アタシも、五歳年をとったということになる。

得たものは何かあったのか。

まあ、有名にはなったよな。

うん。

近所では有名。笑。

千住で有名でも仕方ない。

世界で有名になれるよう、ガンバるわ。

アタシは、振り返れば、この場では、ひたすらの精神修行が続いた。

それは、どう思い返しても想定外であった。

当時のアタシは、『やみくもに描いても仕方が無い。』

そういう理由から、アタシは、何を描くべきなのかを考えていたというとになる。

そうして、五年もたってしまったのである。

桃源郷のような楽しさで、一日というのは早い。

五年というのも早い。

アタシは、美術番組を何度も見ながら、何を描くべきなのかを考えた。

リーマンショックもあって、アート業界は低迷に低迷。

この前村上画廊に行った時にもその話になる。

不景気というのは、小売業を変えてしまう。

アタシの人生も変わってしまったということになる。

別に不景気を言い訳にしているということではない。

そうして、この前、やなせセンセイの番組をみたときに思ったことがある。

「僕にも、まだできることがある」

彼は、震災後の復興に対して、自分の作品が、みんなに勇気を与えることがあるということを理解し、また、新作を作られた。

93歳でである。

震災後、ラジオでアンパンマンのテーマのリクエストが沢山あったのだという。

何とも哲学的な歌詞に感激。

誰かのために役に立てる。

そういう強い意志。

ホントウに素晴らしいなと思った。冒頭の歌詞にある、

「何の為に生まれて 何をして生きるのか」

というのは、人間の命題。

アタシが最初にこの言葉に向き合ったのは、高校二年のときであった。

進学指導中の担任のセンセイは、「そんなこと、誰も答えを見つけられなかったのに、アナタがみつけられるはずがないでしょう。今は、勉強して、大学行って、また考えなさい。」

とバッサリ。

あの人、すごい人だったよなあ。

アタシは、進学することに決め、そのときに「頑張らないで後悔しないように、今、できることを精一杯しよう。それから、一日、一日を楽しく過ごそう」

そう決めた。

そういう人生に切り替わった。

そのときの意欲と比べたら、今は、意思が落ちているのかもなあ。否、頑張ってはいる。相当に。

楽しさというのは、お金では買えないのだ。アタシはそこに気づき、楽しく過ごせるようなモチベーションを保つ精神鍛錬を続けてきたということになる。

オット選びも、当然に、アタシが楽しく過ごせる人は必須条件であった。

アンパンのマーチ   作詞 やなせたかし 作曲 三木たかし

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び

たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか

答えられないなんて そんなのは嫌だ!

今を生きることで 熱いこころ燃える

だから君は行くんだ微笑んで。

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び

たとえ胸の傷が痛んでも。

嗚呼アンパンマン優しい君は

行け!皆の夢守る為

何が君の幸せ 何をして喜ぶ

解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

忘れないで夢を 零さないで涙

だから君は飛ぶんだ何処までも

そうだ!恐れないでみんなの為に

愛と勇気だけが友達さ

嗚呼アンパンマン優しい君は

行け!皆の夢守る為

時は早く過ぎる 光る星は消える

だから君は行くんだ微笑んで

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び

たとえどんな敵が相手でも

嗚呼アンパンマン優しい君は

行け!皆の夢守る為

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