◆◆◆ 1705 ★ 考えても仕方のないこと ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2012.7.19.

考えても仕方のないことというのは、世の中に沢山ある。だから、考えるのをやめて、他の事を考える。

実は、これが、カウンセリングのテクニックの一つである。

否、カウンセリングのテクニックではないな。

何かな、自力で行う場合には、精神鍛錬のテクニックかな。

通常こういう問題で精神を追い詰められたり、病んだりする人は、カウンセリングに行くからね。

自分だけでは学習できないので、弱ったときに、それを乗り越える、その具体的な方法を、カウンセラーに教えてもらうという流れになるわけで、精神の問題を抱える人に、気持ちを切り替える訓練をさすというのが、カウンセラーが患者にする主な治療の内容になる。

気持ちを切り替え、もっと楽しいことや、改善の余地があることを考え、人生を有意義にしましょうという精神構造になれという教えである。

もちろん、自分にも問題があるということに気づかせた上でである。自分の問題に気づかないと、問題そのものが理解できないから、解決しないのよ。

このテクニックも、ホントウに活躍してくれた。

考えても仕方の無いことは考えない。

雑巾Z女のことをどうしても考えてしまうSさんは、仕事をやめてしまった。

でも、他に方法はなかったのかという新展開の話である。

もし、気持ちを切り替えるスキルを身につけていれば、もっと他のことを考えることができて、そんなにアタマにも来なかったし、胃潰瘍にもならなかった。

アタシは、カウンセリングの学校で、この、負の思考スパイラルから抜け出る、『気持ちを切り替え、前向きに生きる』という訓練の技術を学んだということになる。

なので、アタシは、価値観が合わない人といっしょに同じ仕事をしたとして、結果が違ったりしたとしても、怒ったりはしないし、胃潰瘍にもならないのだ。

いやまあ、場合によるよな。

でもまあ、(私の仕事は特殊なので)同じ仕事をするということはありえないし、同じ仕事をするのでなければ、そんなにはモメないはずなので、(同じ仕事でも、上下関係がハッキリしていればモメないですが)やっぱ、胃潰瘍にはならないな。

相手がなるってことはあるかもん。あはは。

まあ、そういうときにも、あまり気にしないように気持ちを切り替えることができるという精神構造になっている。

それは、精神を鍛え、自分の思考を改造したという過去の経験値からくるものであり、思考や精神というのは、替えられるということを学んだのは、大きな収穫だった。

もう一つ学んだことがある。

それは、相手が、どのような性格なのかということも考えてみるということである。

人を否定し、攻撃し続ける人というのは、どこにでもいる。

それは、ホントウは、その人のココロの弱さから来る場合が多い。

自分ではそのことには気づいていないのだ。

自分を正当化するために、他人を否定するという手段しか持たない場合がそのほとんどである。

自分を正当化するには、結果をだせばヨイだけである。

仕事であれば、仕事で結果を出せば、誰も何も言わなくなる。

それ以外の話は、何を言われても気にしなければよい。

ところが、自分をよく評価してもらいたい人で、関心が人間に向いていると、他人を否定するという攻撃に走ってしまうという人は多い。

ついていない。

アタシは、ココロからそう同情してしまうので、そういう態度が、きっと、相手に伝わり怒りが増殖するんだな。あはは。

まあ、仕方ない。

そここそが、性格の違いなのだ。

かといって、その人に好かれるために、媚を売ったりはしない。そんな必要は全くないからである。

様々な人を見て思うことは、怒り顔というのは、人をブスに見せるね。

ホントはキレイなのに、全くアタシには関係のない、他人の雑巾の干し方で、毎日怒り顔となり、夜も眠れないという話になれば、美貌は般若顔に。

般若の面というのも、美しいものであり、美少女のコレクターとしては、いつかは欲しい。

そう、きわまった感情の表現こそ、芸術なのであるという話は別の機会にして、話を精神の話にもどしますん。

そこまで他人を怒らせてしまったときに、こちらはどうすればよいのか。

カウンセリングの学校では、そのときの対処法も教えてくれた。

まず、自分が考えて、その物事が改善するかどうかを考えることである。

私が、謝ったり、下手に出たり、例えば迎合し機嫌をとったりしたとしても、彼女の怒りが無くなるということはないのだ。

あるとすれば、怒りの張本人が、この状態から抜け出るには、『自分も変わらなければならない』ということに気づいたときだけである。

あとは、ずっと、一方的に腹を立てられ続けるのである。ご苦労サマーっ。

そんなエネルギーを蓄電したりできると、エネルギー業界は、進化するだろうになあ。

多くの人が、この精神的な構造を改善できないのは、自己受容が足りないという理由からである。

自己受容をどうさせるのか。

そこは、難題だ。

そここそが、良いカウンセラーかどうかの判断基準となる。

人を否定している人は、自分は良いと思っている場合が多いからである。

『自分は悪くないけど、相手が一方的に悪い。アタシは、そのことに腹が立つ。自分は、こんなに頑張っている。だけど、あの人は頑張らない』

まあ、そういう話である。

こういう思考が強い人程、現実が受け入れられなくなり、社会生活が営めなくなる場合が多い。

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.