◆◆◆ 1575 ★ 不忍画廊さん ◆◆◆

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2010.9.20. 更新

不忍画廊さん 開廊50周年

2010.9.4−25 Mitsuru NAGASHIMA “Birds of JAPAN”

2010年9月4日〜25日 長島充 個展 “日本の野鳥”展を見に行く。

長島先生からもご案内を頂いて、

不忍で野鳥ねぇ。

・・・・・・。

と、内心思いながら、足を運ぶ。

ゴアサ展にもいけなかったもんな。

久しぶりだよね。

アタシは、スタッフのアジさんに、マンレイのキーホルダーを見せびらかし、長島先生からは、田中一村の展覧会が千葉で開かれているから、見に行くといいと教えて頂いた。

人はひっきりなしに入ってきて、さすが老舗画廊と思わされた。

荒井「今回、新聞に3箇所も載ったんですよ」

オジャラ「え、新聞?どうしてですか?」

荒井「ほら、長島さん、日本野鳥の会でしょ」

オジャラ「え、その筋で」

荒井「野鳥の会パワーですよ。会員の方も、どんどん来て下さって」

オジャラ「ああ、愛好の方なら、先生の作品、欲しいと思いますよね。ほんと、鳥に対する愛が感じられますもんね」

荒井「それに、ウチのお客さんで、まだ、長島先生の作品持っていらっしゃらない方もね、」

オジャラ「ああ、幻想絵画も同時にね、、、、」

という話。

なるほどぉ。

展覧会というのは巧妙なのね。

そのあと、北川 健治さんの作品展が、日本橋の松坂屋 Xで開かれていて、さらに、菊池 伶司の展覧会が、日本橋で開かれているという話で、そこに流れることにする。

久しぶりに出てきて、今日はツイているわ。

北川さんの作品は、5万から25万前後の作品が主流。

いつかは買うんだろうなと思ったり、やっぱ、ヌードでないので、買ったりはしないだろうと思ったりする。

菊池 伶司さんの作品は、テレビでしか見たことがなかったので、ぜひ、実物を拝みたいと思っていた作家さんである。

小品が25000円ぐらいから出ていて、これは、作者の死後、版を利用して、誰かが刷った品だと思った。

ので一応、店員さんに確認。

版はオリジナルといっていたが、会期がもうすぐおわりに近いので、いいなと思う品や、買える価格帯の品は売り切れ。

ご縁のものだから、小さい作品を一枚購入する。

今買わないと、もう、一生縁がないだろう。

というぐらい、希少は希少なのだ。

だから、ギンザに来るのは嫌なんだよなあ。

お店の方は、額からシートを取り出してくれて、見せてくれた。

メモ書きのようなものや、別な文字が、大きめのシートに隠れていて、趣深かった。

はぁ。

また稼がなきゃ。

最近、仕事が少し入ってくる予定だからね、

たまにはいいだろう。

とか思いながら、内心、やりくりが心配。

なんとかなるだろう。

そんなに驚くような値段でもない。

というか、こんなに安くて、誰か幸せなんだろうかと思わないわけにはゆかなかった。

菊池 伶司は、知る人ぞ知る、マニアご垂涎の筋と思うけどね。

22歳で急逝した彼の思いを、版画を通して見つめようと思う。

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