◆◆◆ 1569 ★ マン・レイの作品を見る ◆◆◆
FM北千住 毎週日曜 夜九時オンエアー(初回放送。あとはいつでも見れますよん)
2010.8.11. 更新 っても、見たのはテレビだけどさ。 チケットが美術館から届いたのだが、いけるかどうかわからなかったので、知人にあげてしまったのだ。 ムダになってしまうのもね。 タダイズム。 デュシャンの便器を見たときに、マンレイの作品もいくつか見た。 デュシャンほどの才能は感じなかったが、マン・レイ展を見れば、新たな発見があるという確信はある。 それぐらい、自由で美しい。 デュシャンの作品がミステリアスな小説という表現だとすれば、マンレイは、魔性の女というストーリー。 藝術であり、美術品であるという完成度の美しさ。それは、作家の美意識でもあると思う。 メトロノームの作品は、作ってみたいよなあ。 キキの肖像画も描いてみたい。 やっぱり行こうかなあ。 美術館に行くのは、最近はものすごく億劫で、というか、やはり、外出を控えて、小さいお金の出費であっても節約しなければならないという事情からである。 |
|
メトロノームの作品を見れば、彼がコンテンポラリーなんだというのがわかる。 そう。 そういう意志を持ち、作品を作っているということになり、見る側も、(というか、アタシには)その意志が理解できている。 そういうことになる。 アタシが目指しているのは、ダダなのかなと思ったりもする。 まあ、それに近いのかもなあ。 考えたことなかったけどな。 オシオッサさんの場合、ミニマルアートと呼ばれる、極限まで創作を排除した、観念的な作品が主流なんだけどね。 どちらもコンテンポラリーには違いない。 うちにくる人で、アタシのコンテンポラリーの作品がわかっているひとは、Y田さんと、N沼さんと、じゅんさんぐらいかな。 ああ、寺田さんはまあ、一部は解っている可能性がある。全部ではないと思う。 それは、話していてそう感じるわけで、それ以外の人は、理解者だと思ったことはない。 ある意味孤独ってことなのかしらね。売れる日は遠いわね。 オシオッサさんがいるだけ、アタシは、他の人よりもマシなのかもしれない。ある程度の波長で、この域の話ができるという人物と一緒に創作ができるということは、奇跡に近い。 |
|
コンテンポラリー系の作家さん、この前訪ねてきたけどな。 その後こないけど。笑。 藝術村の若人も、コンテンポラリーといえなくもない。 けどまあ、突っ込んだ話にもならない。 なんでかしらね。 アタシの作品が素人っぽいからだよね。どこにも出してないし。 コンテンポラリーの人同士が、語り合うというのも変だよね。 「その作品には意味はない」 バッサリ。 で、会話にならないもんね。あはは。 というか、作品を見れば、その作品で、何を言いたいのかというか、まあ、苦悩というか、(アタシの場合、苦悩ではないんだけど) 作家の主張というか、観念というか、そういうものは、現れてくるものだと思う。 少なくとも、そういう作品にならなければ、誰も声をかけてくれたりもしない。そういうことになる。 |
|
絵が売れたので、小さい作品をおまけにつけようと、絵を探しにアトリエに行く。 うっひょー。この前切った桐の木がまた伸びていて、アタシは、のこぎりで、また、それを切らなければならなかった。 スゴイよねえ。あの生命力。 そうして、くりかえされる不毛さは、やつぱ、コンテンポラリーっぽいって思って、満足だった。 10箇所ぐらい蚊に刺されてしまい、しかも、アトリエのウナがもう、残りがほとんどなくなっていて、かゆくて、アタシは気が狂いそうだった。 屋根の修理もしなくちゃならないんだけど、小さい収納スペースを作ったために、屋根に上れなくなっている。 はぁ。 困った。 乾燥棚の上の絵を見て、どれにするか考える。 まあ、どの作品もたいしたことはない。が、フルーツの作品よりは、値上がりするはずである。 それは、もう、全く別な作家の作品であり、油絵の具を使っているのに、絵画ではないからである。 昨日から組み立てたり、ペイントしたりして、準備していた手製の額に入れる。 オーラが、バーンと出てくる。 というか、アタシには、オーラは見えていたが、額に入れると、オーラに気づく人は増える。そういう話なのよ。 この筋の作品を、額に入れたのは、二度目。最初のやつよりもこちらの方が出来がいい。少し後に作っているので、作品が安定したためである。 2007年作かぁ。もう、はるか昔って感じ。 作品的には、丁度いい具合に乾いてくれたといったところ。 もし、アタシの作品が美術品になることがあれば、こっちは、 少なくとも、フルーツよりは値上がりするはずである。 この絵の将来が、幸せになりますように。 |
|
Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara. |