◆◆◆ 1506 ★ コミニュテイー アート フェスタ  ◆◆◆

2010.3.22 更新

月日の経つのは早い。

アタシは、最近次々と来るグラフィック デザインの仕事に追われている。

バイトも始まったので、作業時間が短くなり、日記を書く時間が削られているということになる。

仕事というものは、そういうものだろう。

18日から、ギャラリーに、コンテンポラリーアーティストの門脇 篤さんが宿泊中。

門脇さんは、プラスチックダンボールに来た人が絵を描いて、積み上げてゆくというアート活動を続けていらっしゃる。

その数は、今は800個ぐらいあり、全国の自治体などからのオファーを受け、日本中を巡回しながら、その数を1万個まで増やすのだという。

北千住の生涯学習センターで、20-22日の3日間、このイベントが開催されることになり、ご縁があり、アタシも絵を描かせて頂いた。

芭蕉句33句を書写した作品群と、自分の絵を描いた作品を5-6枚作る。

コミニュティーアートというのは、まあ、イロイロなスタイルがあるのだが、アート初心者の方は、七夕を思い浮かべて欲しい。

笹の葉に願い事を書いた短冊を吊るしていく。

まあ、そういうのに似ている。

ブロック程の大きさのダンボール(プラスチックなのでカラフルなのだが)に、通りがかりの人が、イラストや願い、未来の希望などを描いて、箱型に組み立て、どんどんと積み立ててゆく。

骨子はそんな感じ。

千住は宿場町で本陣があったので、

宿場や、本陣も再現しよう。

的な話のようである。

主催者(生涯学習センター)が開く、コミニュティーカフェなるものにも参加。

このイベントがどのような展開をするのがいいのかを話し合う。

区民への参加を増やすのであれば、Aフェスタや花火大会などのような、土手で開かれる区民イベントの最中に開くべきだし、

アーティストを集めて、アートの祭典という切り口で展開を広げるのであれば、まちかど美術館と日程を合わせて、他の会場や何かでも他のアーティストと共同で、アートの祭典に昇華させる。

まあ、そういう道筋もあるということになる。

地元にも、沢山アーティストがいるのに、仙台の作家さんが呼ばれて、その人が中心になって作品展示がなされるというのは、地元作家の活動不足だろう。

みんなが力を合わせて、そういうイベントを、自分たちで作り出すのか、もしくは、共同で参加するか、どちらかしかない。

コミニュティーとは何か。

まず、この定義がハッキリしないとね。

どういうコミニュティーを創造したいのか。

生涯学習センターらしいコミニュティーとは何か。

まあ、そういうところの話がもう少し整理されれば、方向性もまとまりやすいのではないかと思う。

アタシにしてみれば、家から至近の、あの巨大な箱に作品が展示できるというのは、信じがたいほど素晴らしい話なので、これをご縁に、何かお手伝いをしたいと思う。

マルイは高すぎて使えないし、プチテラスは遠い。

生涯学習センターのビルは、アトリエからも自宅からも近いのよ。

アタシに限らず、他のアーティストにとっても、人がある程度自発的にやってきて、お金がかからない場所で何かが発表とか、ワークショップなどができるのであれば、

それは、価値があることなのだ。

おじゃら画廊

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