◆◆◆ 1488 ★ 人が大量に来てしまう  ◆◆◆

2010.1.28 更新

今日は、朝から、広告データの入稿をし、イラストの色塗り。

前に書いてあったエッセイと一緒に雑誌社に入稿。

それから、大量にとどく、日本イラストレーター協会の、年鑑のWEBデータの作成。

はぁ。

いつ終わるのかしらね。

と、ボチボチと、データ作成をしていると午後1時。

ケータイに電話がなり、今日は店は開かないのかという問合せ。

ウチは、展覧会の会期と会期の間は休みなんだよね。

というか、店を開けていないというだけで、仕事をしていないということではない。

そんなこんなで、三時であれば、開けてもいいという話をして、その時間まで、オフィスで作業をし、二時半ごろに、ギャラリーの掃除に向かう。

そうしたら、人が8人も訪ねてきて、それぞれがコーヒーを頼んで下さったので、絵の具代ぐらいは稼ぐことが出来、コーヒーの売上げというのも、ばかにはできないというキモチになる。

いやまあ、あまり積極的には売らないんだけどさ。

麦茶は無料でだしているので、フツーに誰もコーヒーを頼まないという物理的な問題がひとつ。

コーヒーで収益をあげすぎると、絵のモチベーションが下がるというのが、もうひとつの理由。

絵の方が儲かる。

そういう理由から、絵を買ってもらうために、コーヒーは、特別サービス価格的な世界。

今日来た方も、お代わり分は代金を払いたいと申し出てくるので、そういうご予算がある方は、ポストカードでも買って下さい。

という話になる。

そうでなくては意味がない。

だいたい、来た人は、コーヒーのソーサーがやっと置けるほどの小さな隙間の上に、カップを置き、肩身狭くコーヒーを頂かなくてはいけないという、環境劣悪なカフェなのだ。笑。

アタシの創作活動の方が優先順位が高いのだから仕方が無い。

今日来た方の中には二名ほど、絵を描く殿方がおり、エログロナンセンス展に勧誘。

みなさん、心を動かされていた。

そうだ、ここでは、エロくても大丈夫という、そこはかとない心の開放感があるのかもしれない。

よく解らないが、まあいい。

エロエロ版画の収集家なんだから、別に、恥ずかしいということでもない。

オジャラ「アタシ、美少女のコレクターなんだよね」

最近、漫楽園さんでゲットしたアメリカのフィギアを指差す。

そうすると、彼は、

「フィギアは、どれぐらい持たれているんですか?」

などと尋ねて来る。どうやら、そちらの筋の方みたい。

ははは。普段、オタクとか呼ばれちゃうからね。

おじゃら画廊はいこいの場だわぁ。

いっそのこと、エロ専門にしようかなあ。

そのほうが、大量に作家さんが集まるもんなあ。

それはそれで、世の中病んでいると思ったりもするんだけどさ、入って来る人もディープ。

美しいモノは、人の心を動かすということを知っているだけである。

それに、年齢に関係なく、アートというくくりで、多数の人と知り合えるというのはスゴイ。

飲み会でもないし、合コンということでもない。

でも、アートという切り口の、交友を拡げることはできる。

合コンというのは、目的が直接的すぎるけどね、別な目的がハッキリしていると、それはそれで、楽しい時間になる。

全員が絵の話で盛り上がるわけだからね。

おじゃら画廊

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