◆◆◆ 1479 ★ 千葉佐那研究会のパンフレットを作る-2  ◆◆◆

2009.12.28 更新

それから、パンフレットに掲載してほしいという文書などがメールで届く。

うーむ。

ほとんど使えないという実態。

五色桜のときにも思ったけど、ローカルでチラシなどのデザインの仕事を請け負うということは、ある種の編集とか、記事の構築なんかもできないとダメってことなんだと理解した。

やりたいことはわかるんだけどね。

例えば、佐那ちゃん研究では、

龍馬と抱き合わせにして、幕末・龍馬ファンを全国から取り込んだり、千住に足をはこんでもらったりというための仕込みをする活動、そのためのパンフレットということになる。

オジャラ「だいたい、住居の跡地が道路っていうのも、ついてないですよね。石碑とかさ、あの、板に肖像画みたいなのが描いてあって、顔に穴あいてるやつ、ああいうのでいいから、行ったときに、訪ねた人が記念写真を撮影できるようなハードを、作らないとダメっすよ。」

という、具体的な話。

オジャラよ、アンタにどんな権限があるんだよっ。

という展開。

いいの。アタシには怖いものはない。

大学で教えてもらったこと。

●売れ残り品は値下げ。

●それでも残る品は、人気商品と抱き合わせ

という実践。

明治大学商学部の商売道は、正しい。

この、究極のセット販売という話については、アタシもおおいに納得したものであった。

どうしても買うモノに、オマケでつけてしまうとかね。

サンプルとして作り直し、タダで配っちゃうとか。

商売って大変ね。

ということで、佐那ちゃんは、龍馬との抱き合わせプロモーションで知名度向上を展開するという筋にきめて、パンフレットを仕立てる。

また、千葉家、龍馬が姉に宛てた、さなについての説明の手紙などを盛り込んで作る。

はぁ。

ということで、元旦も仕事だが、それは仕方がない。

今年は、この先、ずっとヒマなのだ。

仕事というのは、ある時にせねばならないというのが、イラストレーターや、グラフィックデザイナーという職業の宿命である。

イラストの方も、まあ、こんなもんかなあと思いながら、三つ折りにすると、龍馬の顔が折れるよなあとか、

袖を引きちぎって、マッチョな腕を見せて歩くのは、なんか変だよなとか、(下着というか、襦袢があるはずなので。)

思いながら、まあ、問題があれば、何か指示があるだろうということで、サラサラと描き進む。

絵は、たいして習作も作っていないが、最近、飛躍的に構成能力が高くなってきたと思う。

それから、叔父、千葉周作、父、定吉、佐那ちゃんの似顔絵、墓のイラストなどを作る。

周作以外は、写真などが残されていないのだ。

全くない。

漫画家のことを思い浮かべた。

たとえ、写真などがなくても、勝手に似顔絵を作れるというのは、普通の話だよね。笑。

別に、似てないという苦情もこないだろうし。適当に作るしかないのよ。

ということで、このパンフレットは、初回大晦日、修正分を元旦に提出。

きっと、明日も直しだろう。

でも、今回のギャラは、通常の倍となったため、アタシは、内心は、かなりホクホクしているのだ。

滞納している法人税の払いに充当されてしまうということが解っているので、そのことは、全くついていないと思わされる。

去年は、バイトがなくなっちゃったからなあ。

また探さないと。

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