◆◆◆ 1478 ★ 千葉佐那研究会のパンフレットを作る  ◆◆◆

2009.12.28 更新

以前、別な方からも打診のあった、千葉佐那研究会のパンフレット。

千葉佐那って誰だよっ。

という知名度の低さ。

なんでも、坂本龍馬の許婚で、千住に灸治院を開いていた方なのだそう。

大河ドラマの龍馬伝に便乗し、千住を盛り上げようという計画のよう。

む、ムリなんじゃねえか。

内心、物凄く不安になりながら、依頼主の話を伺う。

なんでも、五色桜の会のパンフレットを見て、似たようなのを作って欲しいというご依頼である。

オジャラ「それで、パンフレットは、いつごろご入用なんですか?」

研究会「一月の10日ごろには欲しいんですけど」

うーむ。

印刷時間8日を考慮すると、今日・明日中に原稿作らなくちゃという忙しさ。

まあいいかぁ。

仕事がなければ、毎日正月という商売だ。

おかげさまで、去年は、正月は仕事があったけど、それ以降、ずっと正月状態だったもんなあ。

それに、アタシの場合、たいして時間などかからないのである。

オジャラ「それでは、どなたを登場させますか?具体的にご指示いただければ、その方を入れて絵を描きますからね。」

研究会の方は、何枚かの新聞記事なども、渡してくださった。

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」には、

佐那と龍馬が再開したときに、結婚の話になると、すでに、おりょうという妻がいた龍馬は、結婚の話をやんわりと断り、かわりに、自分の紋付の片袖を彼女に手渡して別れたなどという感動的なシーンに描かれている。

ああ、なんて感動的なシーンだろう。

ということで、史実とも思えないが、このシーンの絵を中心に、そのほか維新の有名人や、いろは丸などを散りばめることで打ち合わせを進める。

●西郷隆盛

●勝海舟

●岩崎やたろう

●姉の乙女

●りょう

●龍馬と佐那

●灸治院

●イロハ丸

こんなに沢山の情報を、オジャラは絵に描くことが出来るのか?

あ゛あ゛。

アタシは、幕末とか大キライなんだよね。

登場人物が多すぎて、人間関係が覚えられない。笑。

戦国時代も同じ理由で、たいして覚えていない。

さすがに、独眼流とか、信長とかはさ、覚えてるけど。

坂本龍馬アタリになると、ビミヨー。

福山雅治が龍馬役をやるというので、コンビニに、その筋の雑誌(撮影風景や登場人物などを取材している)がないか物色。

ありました。

というか、何冊もある。

そのうち、まともなのを一冊求める。

これ、全部読んで、必要なストーリーを抜き出すのかと思うと、驚きの情報量。

はぁ。

だいたい、千葉佐那なんて、400文字ぐらいの情報しかないじゃないよ。

という投資効率。

何もないよりはいい。

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