◆◆◆ 1451 ★ セバスチャン・サルガドの写真展  ◆◆◆

2009.12.1 更新

テレビ番組を見る。

ブラジル人のセバスチャン・サルガドという写真家の写真。

極まった瞬間表現が素晴らしい。

残酷な現実をあんなに美しく撮影できるというのもスゴイと思う。

ジャーナリストというのは、作品を通して、時代に訴求し、問題を解決してゆく活動だと彼は語る。

現実というのは残酷である。

昨日まで茶畑を持っていた人が、畑を焼かれ、全てを失い、しかも、殺戮され、違う土地に流れなければならない。

生きるということすら忘れてしまっている人間の映像というのは凄まじい。

寒空、働きたくても職を見出せない日本社会の雇用の問題も、彼らに似ていると思わないわけには行かなかった。

進むべき道を見出せないということが、本当についていない。

最後まで見るのが辛くなり、途中で休息を取る事にする。

それぐらい、過酷な人生を過ごしている人も存在するということになる。

何が問題なのか。

民族の対立、ドロ沼の殺戮合戦。全てを失い歩き続ける人々。

自分の悩みが、何て浅はかで小さいものなのだろうと気づき、嫌になる。

日本の雇用の問題も、ホント深刻だよね。

早く絵で稼げるようになって、アルバイトの一人でも雇ってあげたいわ。

というかね、本当に、冷え込んでしまったのだと思わないわけには行かない。

政権交代だの、なんだの言ってても、何かが変わったようにも思えない。ママの隠し援助11億円でソーリになった男。

イマドキのソーリダイジンって、親の援助なのね。みたいなね。なんか、二世社長とか、二世タレントとか見ていると、理解できる範囲かも。

しばらく中断していた税金の計算を、もう一度仕立て直す。

流動資産の部分に、額縁や、経費形状したけど、未使用の画材とかあって、ビミョーに流動資産に組み込まないと、PLが著しく不均衡で、つじつまが合わないという状態だった。

机や椅子だって、固定資産計上はしてないけど、まあ、流動資産の扱いにできないことはないはずである。

すくなくとも、ギャラリーは営業しているのだし、人も椅子に座っているのである。

おおむね、準備すべき書類は完成する。

あ゛あ゛。

税金を支払ってしまうと、運転資金がなくなっちゃうよなあ。と内心思いながら、もともと、イラストやデザインの仕事というのは、原価がタダなので、そんなに出て行ったりはしないんだよねと思いなおしたりもする。

嫌まあ、仕事がないとさ、収入もないんだけどね。

今年は、バイトが無いので、収益構造は、信じがたいほど悪化する予定。といっても、出費もほとんどないんだけどさ。どうなるんだろう。

在庫を仕入れるタイプのビジネスは、みんな、仕入れた品が売れないで、倒産しちゃうんだよね。きっとね。

デフレが深刻なので、経済が悪いということのよう。

物販を甘く考えすぎだよ。

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