◆◆◆ 1449 ★ 江北の五色桜  ◆◆◆

2009.11.26 更新

五色桜の会というNPOの方からご相談がある。

会員募集のチラシを作りたいのだという。

五色桜ねぇ。

昔、荒川の放水路ができる前なんかは、川沿い6キロにわたる桜並木だったのだそうだ。

公害・水質汚染・道路の拡張・水路の変更・戦争の燃料にされてしまう

などの苦難で絶滅。

絶滅していたのか。

最近、別なNPOで植樹の活動をしている人もいるよなあ。1本30000円で、自分の名前のプレートがつけられるんだよ。

1本30000円って、苗の値段にしては高すぎるよね。

一体、何にそんなにお金がかかるんだろうという気にはなる。5000円ぐらいなら、協力したいよなあ。

というように、何がしかの活動資金というのは、価格設定はものすごく重要だ。

とりあえず、関連の資料などに眼を通し、ご担当の方の話をうかがう。

なるほど。

桜を広めた人達の活動などを、演劇や唄(合唱)にして広めるというものらしい。

珍しいよね。

演劇と合唱で広めるってね。笑。ミュージカルなのか?

手作り劇みたいなやつなんだろうか。

とりあえず、関係の書類などから、骨子を選んで、チラシの構成を考える。

かすかなラフデザインはいただいていたのだが、演劇にいきなり参加してくれとか言っても、見ず知らずの人の活動に、支援者が集まるとも全く思えない。

が、思いのほか、桜を江北の川沿いに植えた人達の話や、そのときの桜の子孫が、アメリカではまだ生きているという話、何回かにわけて、里帰りを果たしているという話などは、感動的だった。

感動的な筋を中心に、「五色桜物語」をし立て、最後に会員募集をささやかにするような話で全体をまとめることにする。

それから、桜を守った人達が皆で花見をしているイラストを作る。

最初の一枚は、思いつきで、顔に特徴がある人から描き始めたので、二枚目は、重要な人も盛り込む形で、仕立て直す。

イロイロなNPOがあるもんだよね。

というか、NPOで採算とれているところって、どれぐらいあるんだろう。

内心、その辺りの実態を知りたいキモチで一杯である。

ちょうど、会期の途中で、画廊は1週間お休みなので、アタシは、この仕事にかかりきりになり、概ね完成する。

早っ。

だいたい、頼まれた次の日に概ね作り上げるというのを目標に仕事は進めているので、アタシ的にはフツーのペースなんだよね。笑。

他の仕事がいつ入ってもいいように、いつも、時間のあるときには、集中して仕事をしてしまうのだ。

今日はアトリエにいき、注文のあった絵の下塗り(2回目)を終える。

あと5日ほどしたら、また、絵を描きに行く予定。

来年の1月に備えて、新作も作らないとなあ。

まだ、3枚ぐらいしか、新作がないんだけど、

考えるのはよそう。

イラストや素描は、結構描いてはいるんだけどね。

WEBの画像を加工・公開する根性がない。

アタシも年かなあ。

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