◆◆◆ 1444 ★ 詩画集 明日の音  ◆◆◆

2009.11.22 更新

詩は、小学生の頃から、日記代わりに書いていた。

だから、いくらでも作れる。

それは、息をするように、どんどんと作れてしまう。

それが、いいとか、悪いとか、そういう話はヌキにして、別に、自分の日記として、詩風のモノを創っているにすぎず、何か、目的があったり、詩人になろうということでもない。

小学校のときの日記は、読み返すのも恥ずかしく、捨ててしまったのだが、今思えば、何で捨てたんだろうと思ったり、やはり、捨ててヨカッタのだと思ったりもする。

もう存在しないということは、何と潔いのだと思わされる。

そうして、そのこと(もう、取り返しのつかないこと)について考えをめぐらせている時間というのが、この世の中で、最もムダな時間なのだ。

昨日は、青い眼の男が、画廊から少しはなれたところで、長いこと、ウチのギャラリーを眺めているので、

「時間があったら、入っていきなよ」と(英語で)話しかける。

彼は、イソイソと中に入ってきた。

そのあと、日本語は話せるのかと聞くと、思いのほかペラペラだったので、皆で笑った。(表に貼り出した、エロ・グロ・ナンセンスという言葉も読めたみたい。)

「ボクにとっては、英語の方が楽なんだよね。キミが、英語で話しかけてくれたからさ、来やすかったよ。」

と本音を語る。

「ボクとしては英語で話すほうが、楽だからね」

アタシにしてみれば、タダで英語が話せるというのは、1時間で5000円のレッスン料が節約できるという計算で、それは、向こうも同じことだと思う(日本語教室も、それぐらいするからである)

そうして彼は、「グロって何ですか?」

という質問をするのであった。

彼(ゲーリー)は、外国から参入してくる、外資の日本企業向けに、英語を話せる日本人を紹介する、人材派遣業に勤めているらしい。

アタシも、「週に1-2回、仕事(バイト)を探しているのよね。ここは、ほら、儲かっているワケでもないし、固定的に稼げる収益があると、絵を作るのも安定するからね」

ゲーリー「ああ、ちょっとした副収入があるといいんだね。バイトを探している人がいたら、聞いてみる」

などと言い、アタシのメールアドレスを確認する。

それから、ゲームを作れる人材を探しているんだけどという話になる。

ゲームのキャラクターぐらいならともかく、動かす力もあるっていう人は、皆探している。

それぐらい、作れる人が少ないってことなんだと思う。

アタシも、もう少し頑張って、ゲーマーの域まで行こうかしら。とかね。

やめておこう。

もう、そんなに若くはない。

若い人は、頑張るべきだと思うけどね。

キャラクターが作れて、自在に動かせれば、仕事は、ワンワンと沸いてくる。

ゲームや、アバターに関してだけは、不況ではないということになる。

3Dソフトとかは、結構短時間に使えるようになると思うけど。笑。

それだけは、なんか、自信ある。

でもまあ、本画を残すべきだよね。

ゲームって、所詮、バーチャルだから。

本みたいに、売れれば印税が入って来るとか、そういうことでもないだろうし。

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