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2009.11.16 更新

たまりにたまっているテレビ番組を消化。

【学ぶという事】的番組で、養老猛さんの言葉

●そのことに触れて、自分が変わったのかどうかが、学んだかどうかだ

と話されていた。

アタシがハっと思い当たったのは、便器の作品を見たときのことだ。

デュシャンの、泉(男性用の小便器)を見たときに、アタシは、その作品の意味について考えさせられ、その謎が解ったときに、作風が激的に変化した。

まあ、進化といえるのかは解らないけど、変化はあった。

学ぶということは、そういうことなのだという体感をしていたので、養老さんの言葉は、おおいに納得ができた。

絵を見て歩くということそのものが、都度、学ぶということだとアタシは思っている。

その絵が、何故、この値段なのか、もしくは、何故、価値がゼロなのか。

そういう観点で作品を見続ければ、美の値段というものの理解は、短時間で習得してゆけるものなのである。

 

おおもん商店街の先にある、えびす商会というカワイイ商店街に、アタシの60号の絵が飾られることになった。

まちかど美術館で、作品の展示にタカクラ薬局さんが協力してくださるというのである。

ウインドーを通ると、外から絵が良く見えるところに展示してくださるというので、どの絵にするのか相談したのだが、(薬局なので)裸婦は困るということになり、2005年に描いた大道芸人の絵しかないので、それを持っていった。

久しぶりにアトリエから外に出した。

というか、外に置いてあったんだけど。笑。

そのわりには、痛みはたいしてない感じ。物理的に、赤や緑の絵の具がひび割れていたので、補修。

おおもん商店街の近くに、八木美術さんがあるので、帰りに立ち寄る。

オジャラ『お久しぶりです』

先日お店に来てくださった八木さんと、商いの話で盛り上がる。

八木『オジャラさんのところ、最近あたらしい作家さんが増えてきましたね』

オジャラ『ウチは、貸画廊ですからねぇ。別に、絵が売れるってことでもないですからね、この方法がいいのかは、悩むところです。ウチと違って、ここは、美術品ばっかりですからね、(良いものに囲まれていると)心が癒されますね。』

という会話。

それから、ナラヨシトモさんのニセ絵がオークションに出たときの話になって、

八木『ウチにも、その類の人が絵を売りにきたことがありましたよ』

という話になってゆく。笑。臨場感あるよなあ。

アタシは、バーナードリーチ、寛次郎、カモダショウジの図録を見せて頂いて帰宅。

この日は、おなかが空いてしまい、ふらんす屋さんでパンを買ってギャラリーでつまんでいると、芸術村のカガヤマさんが、地図を取りに来る。

それから、二人で、マルイに地図を置きに行ったり、地図を袋詰めして、商店街の人に配りにいく準備をしたりする。

ギャラリーは駅から近いので、何気でベンリである。

おおもん商店街とか、緑町とかに通っていると、なんか、歩くキョリが稼げて、健康になるような気がするよ。

オジャラの絵は、このほか、緑町の鈴木薬局さんにもかけさせていただいてます。

おじゃら画廊

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