◆◆◆ 1417 ★ 伝統工芸展 ◆◆◆

2009.9.30 更新

今日は、午後から伝統工芸展を見に行く。

今日しかない。

ミツコシの混み具合といったら、驚く程だった。

無料というのもスゴイけど、デパートの催し物場で展示っていうのも、スゴイと思う。

あんなに沢山の人が、ゴチャゴチャと入っては出て、また戻ってきて、作品を眺めてゆく。

この感覚がね。これこそが展示だって思わされた。

買いたいって人がでたら、売るんだろうなと思ったりもした。百貨店だからね。

全館放送で、何度も、伝統工芸展を開催中というアナウンスも流れて、人も続々と流れてくる。

雨ということもあり、みなさま、デパートでお買い物を楽しんでいるというムード。

テレビで紹介されていた、入賞作品を眺めて、その他の作品も見る。

審査員のセンセイ方のコーナーは、ホント素晴らしい。

もう、暗闇の中を探検していると、いきなり、宝の山がゴールドに輝いている。

みたいな、ドーンというオーラが大量で、ああ、これが、ホンモノの藝術というものだとアタシは、おおいにうなずいた。

その他も、一生懸命みたけれども、格調高すぎて飽きてくる。

まあ、用の美を備えるというだけでも、もうね、つまらないんだけどさ、数も多すぎるんだろうか。

とりあえず、無料なんで、粘りに粘ってみることはみた。

無料って、何度考えてもスゴイ。

でも、あんなに人が入るのであれば、タダにして、人が沢山いる場所での展示というのも、もっと拡げてゆくほうがいいとおもう。

美術館というのは、高すぎるし、混んでいるのはほんの僅かな展覧会で、あとのほとんどは、ガラガラってことばかりだ。

国立新美術館にしたって、2個みると、2500円とかかかるわけでしょ。

3個とか、4個とか見ると、5000円とかかかるわけでしょ。

それなら、お芝居見たほうがいいもんね。

着物のコーナーなどは、ご婦人たちが熱心に眺めていた。

金払っては、こんなには、見てもらえないよね。

店員さんも寄ってこないし。ついでに、値札もつけておいてくれって感じ。

まあ、二週間も展示されてると、品物が傷んじゃうんじゃないかという心配もあるにはあったけど。

あと、盗まれたりしないのかしらね。

やっぱ、取ったりすると、音が鳴ったりするんだろうか。

間近で展示品を見られるというのは素晴らしいことは素晴らしい。気持ち的には、箱の中も見たいよね。

どっちにしたって、展示とは、こうあるべきであるという気持ちにさせられた。

●自由に出入りができて、(無料で往来のある場所で)

●間近で品物が見れて

●買うこともできて

●内容がすばらしい

これに尽きるね。

帰りの電車の中で、清澄白河を通り、メアリーブレア展をまだ見ていないことに気がついた。

ああ、先に、こっちに寄るんだったよ。

もう、4時30分を過ぎていて、断念することに。

行けないかもなあ。

残念スカリ。

全ての展覧会にいけるということは有り得ないので、まあ仕方がないんだけどね。

でも、みたいよなあ。

明後日、お留守番の方が来て下さるので、その日かな。

おじゃら画廊

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