◆◆◆ 1395 ★ そねだゆ賞 ◆◆◆

2009.9.2 更新

そねだゆさんというのは、オジャラの俳句のお友達である。

アートの友でもあるし、絵の買い方や、画廊の歩き方などを、バリ島から帰国したときに、教えて下さった方でもある。

まあ、イロイロな趣味が共通していて、話が合うということや、飲むのが好きということもあり、時々、画廊にも来て下さり、私の絵を見てくださったりもする。

物凄い、コンテンツを作る能力の高い方で、オジャラは、彼のHP作りをお手伝いしたこともあった。

そういう中、実は、若い作家さんの作品を集めたいという相談を、前から受けていたのだが、何年も実現しないままでいた。

今年の11月に、エロ・グロ・ナンセンス展という展覧会をアタシが企画して、そねだゆさんにも声をおかけする。

手持ちのコレクションを、出品してくれないかと考えたからである。

そんで、そのときに、ヒラメいた。

おおっ。公募もしちゃえばいいんじゃないのか?

そねだゆさんの収集傾向は、

●シュール

●エロ

●美しい

暗いとか、キモチワルイとか、サディスティックとか、そういうのは除外。

美しいエロ。

ここを中心に集めているということなのだ。

が、シュールでなくてもダメで、条件はちと厳しい。

アタシのように、品がなくても、美少女(女とか裸婦)であれば、節操無く買うタイプとは違う。

別段、アタシも、エロ版画を集めてきたワケではない。

エロエロ版画の方が安いので、ご縁があると、買うのに抵抗がなくなってきて、結構集まってしまったという結果論である。

でも、気持ち的には、ホントに上手いっていう裸婦の素描を中心に集めているというのが、アタシの傾向である。

人が集まってくるのかという不安もあるが、集まらなかったからといって、別に、損害がでるということもないのだ。

来たら来ただけでいい。

良い品があれば、褒めてあげるし、ダメであれば、賞は出さないというだけの話であり、それは、どんなに値段の張る画廊を借りて個展を開いたって、売れない人は一枚も売れないのと同じである。

イラストのコンペにも慣れてきて、まあ、人を集めるっていう話と、作品を売るという話は違うものだということは理解できた。

ただ、コンペで会費を集めて、それをファンドに賞金を出すシステムというのは画期的だと思う。

通常は、それに、会場費・審査員費・事務スタッフの人件費・それに関わる交通費とか雑費

なんかがプラスされ、たいして儲かったりもしないはずなのだ。

そりゃまあ、一人1万円も公募料を取ればさ、それが、3万枚もくればね、審査員は絵を売らなくても生計がなりたつことになり、絵は、結局売れたりもしない人達が、画壇を牛耳ることになる。

そういう画壇がないわけではない。

有名な画壇の審査員ともなれば、多少、絵は売ってはいる感じだけどね、人によるかもな。

人間として、ある程度の対人能力は、絵を売るということにおいて不可欠と思う。

ということで、そねだゆ賞

『シュール de エロビューティー』作品の募集をします。

どうぞ、皆さま、お誘いあわせの上、ご応募下さい。

今回、画廊企画で、はじめてのコンペをしますけど、まあ、コンペに慣れてきたというか、こんなに個人的なコンペでいいんだろうかという気持ちでイッパイになりますね。笑。

でも、シュール系のコンペって、あまり無いッすからね。

エロ系は、審査員が嫌って、選からはずしますしね。

それに、買上げ50000円って、スゴイっすよね。

新人の企画展の油彩価格だって、もう少し安い場合もあります。(サイズによりますけど)

今回は、応募が少ないかもしれなくて、その分、賞の確立は高いと考えています。

楽しみだ。

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