◆◆◆ 1387 ★ はじり としかど(羽尻 利門)さんの水彩画展 ◆◆◆
2009.8.27 更新 はじり としかど(羽尻 利門)さんの水彩画展 *-*-*-*-*-*-*-*-*-* 個展のお知らせをさせていただきます。 日時:9月1日(火)〜 9月9日(水) 11時〜19時(最終日9/9は17時まで) 東京都自由が丘「もみの木画廊」にて約3年ぶりの個展を 開催させていただきます。 もしお時間がございましたら、お立ち寄り いただくと幸いです。 (私は、9月3日16時半〜19時の時間を除いて、基本 的に在廊しております) 詳細→ http://www17.ocn.ne.jp/~furinju/Koten.htm Home Page : http://www17.ocn.ne.jp/~furinju/ |
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羽尻(はじり)さんの作品をはじめて見たのは、アタシが、インターナショナルコンペティションの審査員をしていたときである。 彼は、柔らかく、かわいらしい画風の作品を確か3点ぐらい出していて、どの絵も良かった。 もう一人、クールなタッチで、本当に絵が上手く、面白い作品と、どちらにするのか、悩みぬいた。 この人、きっと、物凄く絵が上手いよね。 構成力や、絵の面白さというのは、まあ、もう一人の人の方が上のような気がしたが、何分、絵が一枚では、判断がつけられない。 イラストの仕事というのは、絵の安定感というのも見たいのだ。 この人になら、この絵を頼んでも、きっと、思い通りの絵が出てくる。 クライアントに、そう思わせなければならない。 もし、期待に添えないのであれば、次の仕事はこない。 そういう理由からも、いくつか出されていた羽尻さんの作品に決めることにした。今度は、どの絵にするのか。 また、悩まなければならなかった。 ソフトクリームを落として、ビャーっと泣いている男の子と、その子をなだめるお姉さんのイラスト。 臨場感もあり、絵が丁寧で美しかった。 アタシは、この絵に決めることにした。 境内の階段の先に、確か、五十の塔なんかが見えていた気がする。 懐かしい気持ちに引き戻される、良い絵だった。 おおっ。そのときの作品が、協会のWEBに載っていたので、ちょっと借用します。 この絵も良い絵だったけど、作品を拝見させていただくたびに、ここ何年かで、物凄い力が上がっていると感じる。 頑張れ!! |
(C)はじり としかど / 幸せの落としもの 第7回 インターナショナル・イラストレーション・コンペティション 優秀賞 |
その後、花見のときに、一度リアル「羽尻 利門」と会うことになった。おおっ。なかなかのナイスガイ。 お仕事もされているので、マナーもバッチリである。 イラストのお仕事というのは、相手もサラリーマンなので、ある程度のマナーは必要だと思うことは多い。 アーティストと名乗る、フリーター中心の若い小僧などは、全く腹立たしいこともないわけではない。 嫌まあ、別に、アタシの画廊で扱うワケでもないわけで、態度など、絵さえよければ、どうでもいいようにも思う。 それでも、悪いよりは、良いほうが良いに決まっている。 そういう、細やかな人間関係が築けないと仕事の継続は有り得ない。 この前、芥川賞を取られた、趣味で文筆を続けていた磯崎憲一郎と言う人も、仕事をしながら、力をつけていった方である。 アタシの知人は、 普通趣味でやっていても、余暇を使っても心底打ち込んで20年もやれば、何かの水準に行かねばおかしいと思います。 とコメントされていて、本当にそうだと思った。 スポーツなどと違い、どんどんと、作品が良くなっていく画業というのは、本当に素晴らしいと、今一度強く感じる。 はじりさん、展覧会、頑張って下さい。 陰ながら応援しています。 |
↑このヘタクソな水彩は、オジャラのっす。あ゜ーっ。 やっぱ、風景は諦めたほうが身のためか? |
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