◆◆◆ 1378 ★ 意地の着物ライフ ◆◆◆

2009.7.31 更新

夏の絽の着物を着た日の話。

ホントウにステキなの。(袖にシミがあるんだけど。)

ま、着てしまうと、そんなには気にならない。

ギャラリー留守番のときには、割烹着や、和服エプロンを着るので、シミなどは、全く見えなくなる。

多少の着崩れも完全にカバー。

生きるために必要なのは、カバー力っていう気がしてくる。

どうせ、3丁目から4丁目までの、徒歩5分前後の行き来だけなのだ。

最近、近所でバイトが増えてきて、その途中に小さな呉服屋さんがある。

小さくもないかぁ。中に入れば結構広い。

外には、少し汚れたりした品が安売りされていて、レース地の長襦袢1050円を発見。

絽の着物のときには、白い襦袢がステキなので、買うことにする。バイト料も入るしね。

服というか、そういった類の品を買うのは、本当に久しい。

近くのスーパーなどでは、店員さんに、「暑くないですか?」と聞かれ、

「暑くないはずがない」

という答え。

特に、帯周りが厳しい。

オジャラ「長襦袢をまとうだけで、汗ダラーッよ。よくよく考えると、新陳代謝が良くなって、痩せるかもという気もしてさ」

などと答えると、全員が爆笑し、アタシの努力は、かすかに伝わるのだった。

着物ダイエットという言葉を流行らそう。みたいな。

今日は天気がよさげなので、朝からキモノを洗濯することにする。まず、昨日買った長襦袢を白モノたちと一緒に漂白。

少しあったシミなんかも完全に消え、サッパリ。

漂白剤ってスゴイのね。

それから、紺色のキモノを3枚、センタク機に入れ、ドライで回す。

脱水は2分。

ホントウは、ぬれた状態でアイロンをかけるほうがいいんだけど、今日はバイトで時間がなかったので、物干しに、拡げて干すことにする。

スチームアイロン・中温で、ビシっとかければ、気持ちがよい。

着物を選ぶときのコツは、多少の化繊とか、綿と化繊なんかを選ぶのがいいと思う。

現代の布というのは、ハイテクなのだ。

シミも落ちるし、シワにもならない。

シルックなどに限らず、紬系の御着物は間違いなく丈夫。

絹の小紋とか、付け下げなどは最悪に金がかかる。

初心者の方で、着物ライフを愉しみたいという方は、とりあえず、紬系を何着か持つのがいいと思う。

あとは、やっぱり、襟の扱いだと思う。

キレイに見えるためには、ある程度は、襟が抜けてないとならない。

その辺、ビシっと着られるようになると、遠目、物凄くキレイなんだよね。(遠目です。遠目)

あとは、おはしょりの部分だよね。

古着は、自分の背丈で誂える品と違って、イロイロと問題があるからね。

長すぎたり、短すぎたり、太すぎたりという感じ。

この辺、うまく、隠して着られるようになると、もう、着なれた感じになってくる。

髪の話をすれば、アタシは、もともと、襟足が上に向かって生えていて、アップにするほうが、ショートヘアなどよりも向いている髪形。

美容師さん泣かせとも言える。

ま、長年行ってないんだけどさ。@美容院。

今作りたいのは、腹周りの補正&汗取りのパットと夏の帯。

頑張るわ。

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.