◆◆◆ 1369 ★ マーケティングの勉強会(DMW)に参加する ◆◆◆

2009.7.11 更新

全く申し訳ない話なのだが、7/11日、この日は、ダイレクトマーケティングの勉強会の全国大会が開かれるため、やむなく、ギャラリーを休業。

アタシは、この会の理事なので仕方が無い。

会計もしなくてはならず、明日の、美術館ツアーのコースについても、企画を立てなくてはならなかった。

それから、夜のビンゴゲームやクイズの勝者に似顔絵を描くという賞品も作ることになっていた。

似顔絵かぁ。

似てないんだよね。

偶然にも、となりの席に座った、明太子販売の方を描く事になる。

なかなか大柄な方だったが、細め・イケメンに描きすぎ不評。

次は、ラッキョーのような形で顔を描くと、随分と似てきた。笑。

ラッキョー型だったのね。みたいな。

最後に、似顔絵には、東京タワーが書き加えられた。

サラサラとした素描なので、上野の似顔絵などよりは、ずっと力が軽い感じだけど、まあ、思い出にはなる。

イベントで似顔絵描きというのも、盛り上がるよね。

似てればね。

別に、似てなくても、誰も怒らない。

本人は、かっこよく描けてればウレシイみたいだし、似てればにてたで盛り上がる。

最初から不細工だとビミョーに不評って感じはする。

最初の絵は実力以上で、だんだん似てくるという流れは、悪くないかもなあ。

それにしても、よく飲む人達である。

アタシも、随分と飲むほうだけど、あんなに飲むというのも信じ難い。

アタシは、宴会(二次会)のほとんどをビールを注ぎに回るという感じ。

皆さんは、東京タワー近くの宿に一泊し、明日は、六本木アートトライアングルを散策するらしい。

アタシは、画廊の留守番があるので、泊まらずに帰宅する。

アタシが、ホントウに自由業になってしまい、全国の方は、何故アタシが、DMWのメンバーなのかが不思議だという感じ。

いやまあ、もともと専攻がマーケティングだったし、サラリーマン時代も、ドップリとマーケティング畑だった。

日本ダイレクトマーケティング協会は、会費が高いし、DMWは飲む人が多くて、毎月宴会があるから、アタシのニーズには合っているということもある。

月に一度ぐらい、飲みに出かけようという目的?なのかもしれない。

もう、18年ぐらい会に入っているはずであり、どの方とも友情という感じの関係がある。

それに、アートマーケティングの勉強を2年ぐらいして、「画業とは、ダイレクトマーケティング業である」という理解は深まった。

少なくとも、画廊業は、「買う人のリスト」を持っているのだ。

顧客リストは、どの方もお金持ち。もしくは、絵につぎ込む費用が高額。

だけど、それだけではダメで、ヨイ絵を集める審美眼も必要となる。

本人が画家の場合には、自分の絵をよくする事以外道はない。

その絵は、良いだけではダメで、眼の肥えた収集家と名乗る人のサイフの口を開かせるような画力を持たなくてはならないということになる。

その辺の構造は表には見えにくい。

でも、良い絵を描く画家は不足しているのだという。(業界誌筋によれば)

「誰か、良い作家さん知りませんか?」

画廊に、広告を取りに営業にいくと、どの画廊も、そういう話をもちかけてくるのだという。

専門誌の営業担当君も、画廊以上に目は肥えてしまう。

良い絵とは何かを知り、そこまで、自分の力を高める。

ここが、一番のカギなのである。

アタシは、DMWには所属はしているが、皆さんに、「画業とは、マーケティング業だ」と話すと、全員が瞬時に納得するという知識レベル。

2009.7.16.

後日、くだんの似顔絵のうめ屋の方から、明太子が届いたということは言うまでもない。

うめ屋さんは、アタシの似顔絵を名刺に使いたいと申し出たのだが、絵は12号ぐらいあったため、小さい絵を作って送ってあげた。

お礼も似顔絵かよっ。

絵を描く以外に道はないのである。

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