◆◆◆ 1365 ★ 間違い電話 ◆◆◆

2009.7.6 更新

オジャラは、児玉さんに用があった。

そんで、電話したら、まちがえて、別な児玉さんに電話してしまう。

オジャラ「児玉さん?」

児玉「児玉です。」

オジャラ「あら、間違えたかしら、オジャラですけど、コダマさん?」

児玉「児玉です。おじゃらさんでしたか」

オジャラ「児玉、何さん?」

児玉「児玉やすつぐです」

オジャラ「やっぱ、コダマ違いよ。間違えちゃった、ゴメンね。」

という会話。

オジャラ「ご無沙汰ね。この前、(コンペの)作品拝見しました。絵、良くなってるわよ」

児玉「ありがとうございます。いやー、オジャラさんに褒められた。なんか、ウレシイっす」(←最近、アタシに褒められるとうれしいという人大量なので、とりあえず褒めることにしている)

オジャラ「あなたの作品は、水彩画でしょ。もう少し、画像の加工をちゃんと調整できるようにならないと、金取れないわよ。せっかく、絵がいいのに損してる」

児玉「なんか、上手くいかないんですよね」

オジャラ「自分でできるようになるしかないわよね」

児玉「そうなんですけどね。あの、オジャラさんは、大きい絵とかどうしてるんですか?」

オジャラ「ああ、アタシは、絵がデカイからね。5センチ角の絵も、F6ぐらいあるのよね。仕方ないから、A4スキャナで2枚作って、つないでるんだよね」

児玉「マジすか、全然、そんなふうに見えないけど」

オジャラ「絵がつなげるようになって、スゴイ、(画像の加工が)楽になったわ。あなたも、いい絵だから、頑張ってね」

とかいう話をして、電話を切る。

間違い電話なのに、6分も話してしまったよ。汗。

彼は、彼で、誰かに、技法のことを聞きたかったのである。

イラストレーター協会は、イラストレーターしかいないので、フツーに絵の話になり、絵の話で終わる。

アタシも、ギャラリーに新しいパソコンを買って、ネットにつなげれば、もっと、イロイロな人をサポートできるよなあ。

とは思いながら、なかなかふみきれない。

ギャラリーにパソコンを置いたりしたら、絵など、益々描かなくなってしまうことは必至。

アタシは、パソコン依存症なのである。

最近は、パソコンを毎日立ち上げなくても、別に、困らなくなったので、依存度はかなり下がっている。

帰ってからはメールチェックしないし。

人のWEBサイトは見ないし。

日記の更新と、新作の記録だけで、もう精一杯。

あとは、MIXIに、ゴミのような話を書いているだけである。

インターネットで、いいことの方が、悪いことよりも多かったけど、悪いことがなかったということでもない。

画廊を流していて、買うこともないけど、画廊を巡回している輩と、何人もすれ違う。

小さな、マッチ箱みたいなギャラリーに、精一杯の夢が詰まっている。

キラキラとしたその絵たちは、売れることもないのだと思うと、それはそれで、ついていないと思うのだ。

そういえば、不忍画廊さんから、鈴木敦子さんの木版画のご案内を頂いた。

また、作品が良くなっていると思った。

おじゃら画廊

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