◆◆◆ 1339 ★ 共田明広 展 ◆◆◆

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2009.6.11 更新

共田明広 展

6/8(月)〜6/20(土)

ギャラリー上田

TEL:03-3574-7553

東京都 中央区 銀座 6丁目 4−7 いらかビル8階

新橋から、日動画廊までの道筋にある。

シンワアートオークションの展示会場の向かいあたりで、場所も物凄くいい。

WEBで検索してもHPが出て来ないので、ちと、紹介に困るが、展示室もちょうどいい大きさ。

去年から交流のある共田先生が、初の企画個展ということで、拝見しに。

美人の女将が忙しそうに接客されていた。

アタシは、共田さんと、カンバスなどを入れて展示する額の話とか、版画の技法などの話で盛り上がる。

(C)共田明広

ここまでの道すがら、

吉井画廊(〒104-0061 東京都中央区銀座8-2-8

電話: 03-3572-5727)

「AMERICA 1937」 名取 洋之助 写真展:2009年6月1日(月)〜7月31日(金)

戦前・戦時中における日本報道写真の大家が日本人初の「ライフ誌」カメラマンとしてとらえた一九三七年アメリカの素顔と底力。

に入る。うっひょー。なんて立派なギャラリーと展示なんだ。銀座画廊物語 日本一の画商人生: 吉井 長三:などという、オーナーさんの著書などもある。

日本一の画商人生かぁ。

画商人生。

そうだよなあ。

オジャラよ、画商になどなるべきではなかったのではないか。

そうだよねぇ。

なんか、気軽に始めちゃったんだよね。たはは。

ま、成り行きなので仕方がない。

アタシの場合、とりあえず、彼の生涯とは違う生涯になることだけは解っている。

読もうかとも思うが、たぶん、18ページぐらいしか読めないに違いないので(それは、どんな本であってもそうなので)誰か、読んだ方、あらすじ教えて下さいね。

そんなに儲かっているんだ。

そうだよなあ。あの展示の立派さを見ればね。

というスゴさ。

企画画廊で、こんなに気合の入った展示は、今まで一度も見たことがない。

(C)共田明広

それから、やはり同じ道なりにある泰明画廊に入る。

おおっ。大津英敏さんのパステル画がある。

(オジャラは、区内在住の大津先生の作品と勘違いし、仰天)

柔らかい風景画は、なんか心が癒された。

この画廊だと、パステル画であっても、きっとお高いんだよね。うん。

銀座の客筋は、当然にデパートなんかとは違うんだと思うけど、それにしたって、画廊業って、一体何なんだろうね。

話は千住に飛んじゃうけど、

画廊の隣の建物をお持ちのAさんは、最近、時々物件に立ち寄られるので、アタシと立ち話。

「オレだって、風景画、30万円ぐらいのは持ってるよ」

オジャラ「ああ、風景画」

A「アンタは、ピカソみたいのバッカリだろ」

オジャラ「似てないと思いますけどね。」

中に掛けてある裸婦の絵を見て

A「ああ、ああいうのも描くんだ」

オジャラ「最近、絵が進みすぎちゃって」

と、彼にとってはピカソ風を見せる。

A「やっぱ、ピカソじゃないか」

オジャラ「似てません。キッパリ。アタシには、強い意志があり、こういう絵を描いているんですよ。」

A「どうしてこういう絵を描くんだ」

オジャラ「ふふふ。風景画を買う人っていうのはね、絵を見てる数が少ないんですよ。その後、絵が好きになって、イロイロと見るようになるでしょう。

そうするとね、面白い絵や、変わった絵の方がよくなってくるんです。そうするとね、もう、風景は物足りないんですよ。

女だってそうでしょう。最初は従順で、自分に合わせてくれる女がいいように思うけど、なれてくるとつまらないでしょ。

クセがあっても面白い女とかさ、手がかかる女もたまにはいいかと思うようになるでしょ。

だいたい、女なんかより、絵の方がずっと安いし長く楽しめますよ」

と締めくくる。

彼はニヤニヤと笑い

「確かに、女よりも安いよね」

という会話。

場末には、場末の営業トークというのがある。

やっぱ、アタシは画商に向いているのかもしれない。

アタシの知る限り、彼は地元でもやり手の商売人だからである。

商売をする人は、自分が納得すれば、金を出す人もいるのよね。価値に納得できないから、購入決断が出来ないということだけなのだ。

(C)共田明広(おじゃらコレクション)

(C)共田明広

共田さんの作品を堪能し、そのあと銀座方面に向かう。

おおっ。日動画廊を発見。

ギャラリーUEDAは、随分と、良い場所にあるギャラリーだぜ。

日動画廊の開 光市展(企画展)を拝見。

サムホールはまあまあの売れ具合。

値段も書きたいけど、書かないことにする。

それが画廊や作家さんに対する礼儀というものだ。

それぞれ、商売をしているのだから、謎に包まれたところがないといけない。

絵の道というのは、絵を描いているだけでは、価値には繋がらない。

付加価値を上げてゆく。

そういう作業をするのは、画商ということになる。

この前、国立博物館の仏像展で見た、顔が真っ二つに割れて、中から別の顔が出てくる仏像のことを思い出した。あの仏像は芸術よぉ。

あの展覧会で、アタシが芸術だと思った作品は、あの、顔から顔の仏像と、にた系統のもう1つの仏像の二体だけだった。

こうなると、ああ、もう、この絵は、その仏像のパクリにしか見えなくなる。

(展示されている絵は、幻想的で幅広く、大きな絵も力が入っていて素晴らしかったです。念のため。)

美術鑑賞の奥深さというのは、鑑賞者のキャリアによっても見え方が変わるということになのだ。甘く考えてはいけない。

インスパイアされたものというのは、一旦は、必ず作品の中に出てしまう。

そこから抜け出して、それ以上の作品を作る。

目指すべき場所は、どの創作者にも遠い場所にある。

開 光市展

おじゃら画廊

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