◆◆◆ 1308 ★ 片岡球子の番組を見る-2 ◆◆◆

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2009.5.16

片岡球子の絵の解説は、山本容子さんだった。

ヨーコ先生、相変わらずお綺麗です。

そうして、彼女がまだ30歳前後のときに、球子先生と会ったときの話になる。

絵画には、ヒエラルキー(年齢や性別、宗教などによって、差別されるもの)がないのだから、生意気でもいいだろう。的なお話。

(山本が、生意気なので、球子先生が)初めはムッとした感じだったが、話せば(たぶん、作品を見て、お互いが理解でき)あとは気さくだったとヨーコ先生は話されていた。

才能というのは、そういうもんなんだろうね。

アタシが球子先生に会えたのだとしたら、もう、地にひれ伏したと思うけど。

山本容子さんは、まだ生きているから、会う日は来るかもしれない。

作品を、いつか、見ていただける日が来るまで精進したい。

彼女の絵の解説は、本当に的を射ていて、アタシは、胸のすく思いがした。

『作品の中から、叫び声が聞える。

そういう声が聞える作品なのかどうかが重要だ。』

確か、そんな話だったと思う。

絵を見続けて、本当に、同じ気持ちなので、それがうれしかった。

創作活動というのは、結果に全部現れてしまうのだ。

私の最も愛する図録、片岡球子と、山本容子のその図録は、ギャラリーに置かれ、見るたびにアタシの心を動かしてくれる。勇気を与えてくれ、また、自分の才能のなさに、打ちのめされたりもするのである。

自分の絵に満足している人の絵が、一番ついてない。

おじゃらはこの絵を出品しています。

コンペの作品は、ゴールデンウイーク前からはじまり、ゴールデンウイークが終わるまで、何枚も作ることになった。

3枚を作り終わったところで、テーマに沿って作ってくれとかいう紙が渡され、アタシは、テーマに沿った作品を、新しく描くという作業もしなければならなかった。

それでも、5枚目、6枚目と進むうちに、テーマに沿った絵がまとまってきて、それが、もっと良くなってくるから不思議である。

一番最後の作品は、自分の作品とも思えないが、なかなかヨカッタと内心思っている。

コンペというのは、選ぶ側の好みとか、価格的な要素、過去の実績なども加味される。

選ぶ側の好みの作品があるとか、極端な価格差がある場合には、安い方に決まってしまう。

あまり、結果のことは考えないようにしようと思う。

自分なりには、描き進むと、どんどんと画力が上がってきて、そのことに驚いた。

印刷屋さんも、アタシが沢山案を出したため、区役所の人に全部渡してきたなどと報告して下さった。(多数決ではありません。念のため。)

絵など、いくらでも作れる。

今まで、コンペというのに通ったことはなかったもんなあ。力が足りないから仕方ないと、自分なりには納得。

そういうこととは関係なく、ある程度の力になれば仕事というのは来るので、それはそれで驚く。

デザインやイラストの仕事を頂くようになり、絵の力というのは、物凄く上がったと思う。

区役所のポスターなどであっても、力というのは上がってくるので、そのことに、自分でも驚いた。

ポスターに特化して、デザインの研究をしてきたということも寄与しているとは思うけど、やはり、習作ではなく、本画、作品を作り上げるという作業こそが、大切なのだと思わされる。

印刷物になり、失敗点もあり、依頼主様の評価もあり、そういうことの1つ1つが、力を上げる原動力になる。

ビミョーに、アタシのデザインしたポスターは、文字だけ変えて、翌年も使いまわされていることもあるような気もするけど。

デザイン料は頂いているし、非営利のポスターなわけだし、アタシのポスターが気に入ったから、また使いたいという気持ちを持ってくださったということに感謝をしようと思う。

細かい銭の話でモメるより、それを元に、次の仕事のお願いをする方が、お互い、よほど円滑に進んでゆく。どのみち、グラフィックデザイナーは、バイト程度のウエイトだし。

どのポスターも短時間で作られたデザインで、別に、これという深い思いがあるということでもない。

というか、そんなに考える余地もない。文字量を、適度に配分することが求められているだけで、デザインが良いことよりも、見た人にイベントが伝わることが、より重要なので、そういう仕事を心がけているだけである。

いくらでも案がでてきて、すぐにまとまるという能力には、感謝している。

仕事がもっと来れば、稼げるのだが、どこからも来ないし、こちらからも営業に行ったりしないので、いつまでも仕事が増えないというだけだ。

そうして、仕事の優先順位を考え直しても、油彩や陶芸、塑像創作の方が優先され、絵の具代のため、デザインを引き受けていると、気持ちを整理すれば、特に、デザインの仕事を増やす必要もないのだが、来たら来たでお金が入って来るので断れないという実態があるに過ぎない。

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