◆◆◆ 1301 ★ 着物小物展 最終日 ◆◆◆

 

2008.4.12.更新

着物の小物展は、アタシが毎日、作品を作り続け、常連さんも頻繁に来てくださり、無事に最終日を迎えることになった。

常連さんというのは、変な響きだが、正確に話せば、カフェの常連さんである。

いろいろな事情があり、絵は買わないが、時間と、お茶代ぐらいはあるという人が、よく来て下さるようになっている。

いいのか悪いのかは、別として、コーヒー代は電気代の足しにはなるというムード。

コーヒーのお客様というのは想定外だよなあ。値上げするか、チャージをとることにしよう。汗。あまり来られると、困るといえば困る。絵の話をしたい人が入れなくなるからである。

アタシが留守番すると、いつも、ごっちゃりと散らかるので困る。

次の展覧会までに、少し掃除しなくては。汗。

バイトも探してはいるが、なかなか見つからない。

不景気ね。

久しぶりに、絵を買いたいという人が現れて、というか、アタシの絵のコレクターさんという説明が正しいんだけど、右のピエロ二枚を買いたいという申し出。

右の絵のどちらも、顔の上を、撮影のあと、ゴキブリが歩いてしまい、小さな点がついてしまっている。

ソバカスのように見え、現代アーティストと名乗る私自身としても、「アリと思います。」

的理由から、直さずに、展示をしている。

買いたいという知人に電話。

『写真では解らないと思いますけどね、あの絵は、顔の上に、小さい点ができててね、ゴキブリが歩いたアトだと思うんですよね。

まあ、作品としては、面白身が増してるしね、ゴキブリとのコラボって聞いたことありませんからね、直すつもりもないんですけど、それでもいいですか。』

みたいな説明。

ゴキブリとのコラボ作品というのは聞いた事が無いもんなあ。ある意味新しい。

そういえば、随分前に、大きい絵が売れた時にも、その絵は、拾ったベニヤに描いていたため、

「この絵は、拾ったベニヤに描かれた作品ですけど、それでもいいですか」

などと話したんだっけ。笑。

正直といえば、正直だし、本当の話だといえば、本当の話。

別に、今、絵が、どこぞの画廊に買い取ってもらえるという程の価値があるわけでもない。

いやまあ、ひと山いくらなら、可能性はあるけど、別に、ひと山いくらで売る必要もない。

良い絵は勝手に欲しい人が現れるわけだから、そんなに悲観することもない。

絵の初心者の人が欲しいという絵から離れているという一点が問題なだけで、かといって、昔に戻っても仕方が無い。

新しい絵の方が、前の絵よりもずっといいからである。

ちゃんと、撮影をしなおさないとね。

そういう時間より、創作の時間の方が優先されているということである。

アトリエにもしばらく行ってないし。

途中の絵を完成させておかないとな。区展に間に合わない。

その前に、売れた絵につける額を作らないと。

暖かくなってきて、もうそろそろ、作品作りもしたいところ。

あ゛あ゛、雨降ってきた。

おじゃら画廊

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