◆◆◆ 1267 ★ フジタの展覧会を見に行く ◆◆◆
2008.1.7.更新 年末からかかりきりだった仕事が終わり、今日は一日、展覧会を見て回ることにする。 収集家のSさんの作品も展示されているというフジタの展覧会。 外まで列とか、一日一万人とか聞いていたが、井上雄彦ほどではなかった。 前回のフジタの近代美術館は、40分外で待たされ中はダンゴだったことを考えれば、少し待てばどの作品も間近で何分でも見られた。 ビデオも2本放送されていて、どちらも座って見られたし。 なかなかグッドな日を選んだよ。 特に、ブリキの板などをレリーフした小さいモチーフを、屏風に仕立てたり、模型にハメこんだりしている造形作品には心を動かされる。 金属なのに、こんなに細かい作品になるなんて、何てきようなんだ。 晩年のフレスコ画や、独自の油彩画もいくつか混じっていて、どの作品もどんどんと良くなっていく感じで、作家の創作への執念というのを感じた。 普通80歳を過ぎたりすると、絵が荒れてくるらしいけど、そんな感じはミジンもしなかった。 逆に、上手くなっているというか、完成度がアップしているという気さえした。 |
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スゴイよなあ。 陶芸作品や、アトリエの一部を持ち込んだ展示も素晴らしかった。 陶芸作品は、いくつも無かったけど、身近な日用品は、自分で作った品を使っていたのだと思うと嬉しかった。 服も自分で作ってたみたいだし。 アタシもそういう生活になりつつあるよ。笑。 特に、ギャラリーの調度品というのは、自作の品々が増えてきている。 目標、自作カップでコーヒー出し。 今のカップもステキなんだけどね。 アタシにしては、なかなか格調高かった。 しかも、1客200円だったため、大量に購入したのだった。(母が) 世の中デフレよね。 ムダにしてもしかたないし、割れてもおしげもないため、コーヒーカップは毎日使われており、しかも割れもしないのだ。 |
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最近は、ヤフオクのキモノ掘り出し品のチェックに忙しく、日記の更新ができないでいる。 着物といっても、奥が深く、アタシは3000円ぐらいを目標に入札をしているんだけど、物すごく高い品でも、それぐらいで落札できることもある。 目は効くからね。本気になったら怖いわよ。笑。 正確には、着物はもうあるんだけど、帯が古い品で、裂けてくるため、新しいのが必要である。 着物デーも、もう少し増やしたいという気持ちもある。 草履は自分で作ることにして、日傘は、とりあえず手持ちを使い、いい柄が手に入ったら、古い着物を貼り付けて日傘を作ることに決める。 オジャラよ、アンタ、ヒマなのか? いいの。仕事がないときには、何か作りたい。 それに、草履作るって、スゴクない? もともと、和の小物というのは、作り方がシンプルだしね。 スニーカーバラして、ぞうり作るという案もすごいが、実際に自分で履いたりしたら、みんな驚くに違いないし、笑も取れるし。笑。 そこかい。 |
ふ |
もともと、伝統工芸の作り方の番組とかが大好きで、ヒマがあれば、よく見ていた。 別段、自分で作るということでもなく、どういう工程で作られているのかというのを知りたいという気持ちでイッパイなのだ。 そういう理由で、造形が作られる工程というのに、物凄く詳しいのである。 例えば、前から知りたいと思っていた、ステンドグラスや板ガラスの作り方。 ガラスを丸く吹いて、反対側をカットし、 筒状に拡げたら、端っこをカットして、平らな場所に乗せて作るのだ。 そうだよね。ガラスだからさ、元は、熱でドロドロに溶かして、丸いワケだよね。 それを平らにする工程で、化学反応とか、色とかを混ぜて、独特の風合を作るということになり、全てが一発勝負ということになる。 それで、厚さも含めて、あのように、とりどりな品が出来てしまうワケよ。 そういえば、フジタの展覧会に、小さい家などの模型作品が出ていて、その中に、ステンドグラスやガラス絵なんかもあってかわいかった。 ああいう作品もいいよなあ。 最近立体に入ってから、平面というのは何てつまらないんだと思うようになってきた。 |
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