◆◆◆ 1266 ★ あぶちゃん ショートステイ ◆◆◆
2008.1.4.更新 ウチの父は、中国人留学生の保証人なるものをライフワークでやっている。 であるからして、今年もやってきた。 何でも、親子二代で保証人を引き受けたとか言っているけどな。 正月は、実家は忙しいらしくて、ギャラリーに宿泊することになった。 今住んでいる寮は、4人部屋とか言われてきたのに、6人で使っているらしくて、のんびり出来ないという理由みたい。 どうせ、年末年始はお休みだし、もともと母の持ち物なので、アタシには断る権利はない。 外国のお客様や、友達が泊まれるというコンセプトでたたみの部屋を作ったワケで、まあ、その目的を果たしているということに他ならない。 |
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あぶちゃんは、22歳で、専攻は日本語とコンピューターなのだそうだ。 日本に来てから、まだ3ヶ月しかたっていないし、バイトもしていないみたいで、日本語はあんまり話せない。 年末、おでんを食べるか聞いたのだが、まず、おでんの説明をしなければならなかった。 おでんの説明は難しかった。 中国の食材には無い品で構成されているからである。 仕方が無いので、セブンイレブンまでつれてゆき、 「これがおでんよ」 などと説明しなければならなかった。 アタシのコレクションのフィギアの女の子を見て、 「僕の部屋には、これより大きいのがイッパイあります」 などと話し始める。 「でもオタクではありません」キッパリ。 なのだそうだ。 オジャラ「日本ではね、そういうのをオタクっていうのよね」とバッサリ。 |
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近所のママやなんかにも、一緒にご挨拶に行って、お休み中、この人が出入りしますという紹介をして回る。 それから、日中は、鍵はかけておいて、シャッターを開けて、電気も小さくつけておいてもらうことにする。 店の前を通る人は、随分と長いこと、外から中を眺めてゆくのである。 入らないんだけどさ。笑。 店内に誰もいなければの話。 買わないんだけど絵は見たい。みたいな感じなのかな。 ローカルテレビに出たので、物凄い人が、ギャラリーの前を通るんだよね。 あの番組はよくまとまっていたよなあ。 応援ありがとうございます。 絵の方も頑張ります。 |
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それにしても、あぶちゃん、あんなに日本語話せなくて不便じゃないかしらね。 まあいいか。 自分で解決するしかないもんな。 アタシは保護者でも家族でもないんだし。 日本の小さなビジネスホテルなんかよりよっぽど広いし、キッチン付き。 6人部屋よりはマシだろう。 年末一度会ったきりで、放置してるけど、ダイジョブなんだろうか? 父に、銭湯の入り方などを教えてもらっていて、アタシはアタシで、 「インターネットカフェには、シャワールームもあるらしいよ」(→テレビで見たことがある。味噌汁マシーンとかもあるんだってさ。) などという説明。 ギャラリーにはネットがきていないので、彼は、近所のネットカフェで夜中中とか、ネットを楽しんでいるかもしれない。 1晩1500円、シャワー付きって安いよなあ。 オジャラよ、そんなことより、ギャラリーにパソコンを入れろよ。もう少し、画廊HPを充実させたらどうなんだよっ。 ・・・・・。まだムリ。 |
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