◆◆◆ 1258 ★ モネの番組を見る ◆◆◆

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2008.12.10.更新

画家の生涯や、有名な作品を取り上げて解説してくれる番組があり、毎週楽しみにしている。

なかなか見る時間が取れなかったのだが、久しぶりに、モネの番組を見る。

なるほどねえ。

奥さんがいるのに、愛人とも同居。

奥さんは32歳で死亡。

オットが失踪した愛人との同居。

絵は安くしか売れなかったので、サロンに応募、入選したため、画廊との契約が成立したけど、印象派の仲間から罵倒される。

というようなストーリー。

なるほど。

印象派の人達は、一時は仲が良いように見えて、それはそれで、イロイロな人生模様があり、それぞれの画家人生を歩むことになっていったということのよう。

そうして、サロン入選を果たしたあと、モネは、画廊と絵の大量契約をし、何とか生活ができるようになったのだと、テレビ番組では紹介していた。

今も、そういう話なんだろうか。

画廊が絵を買い上げてくれるかぁ。

ふむふむ。

そういう画廊がないわけではない。

嫌まあ、実勢価格の一部について、アタシは知っていることもあるけれどもここには書かないというだけである。

知らないほうがいいこともある。

もしくは、暗黙のあうんを、公開することもない。

画廊業にもイロイロなスタイルがあるわけで、一言で語りつくせはしない。

商売的に見てどうかという話と、作品の価値という話は、もっと複雑な関係にある。

松園センセイとか、球子先生程描ければ、画廊だって、どんどんと買いに来るという構図。

絵さえ良くなれば、イロイロな道が開かれる。

今の絵のままではダメだということなのだろう。

絵の方もっと、頑張ろう。

ここ何ヶ月かの間に、物凄く経済状態が悪化してしまったが、来年は、多少明るい兆し。

兆しというのは、非不確定だ。

それであるが、今年よりはきっと良いに違いない。

今年は、画廊の休みを3日にしなければならない程逼迫していたからな。まあ、週休3日制はこれからも継続されるとは思う。理由は、月・火・水には、来客はほとんどないという実態からである。

油彩の力は、確実に上がってきているが、誰も見に来ることのない展覧会なので、売れるということもない。

手製の額を作るには寒いし、その他の仕事も忙しい。

父が、タイに旅行に行っていた。

主に象祭り撮影の目的だったが、クーデターのため1週間程足止めを食った。

タイ人の父の知人宅にお世話になって、座り込みなども体験したのだそうだ。

それはそれで、人生で体験することが難しいイベントだったと思う。

父の知人の親類というのが、プーケットのオーシャンデパートの社長夫人で、アタシは、大学時代にお世話になったことがある。

アタシが、彼らに招かれた夕食会のステージで、日本の歌を歌ったことを、皆覚えているのだそうだ。

アタシは、確か、涙のリクエストを歌ったと思う。そうしたら、その歌を聴いた客人に、リクエストをもらい、もう一曲歌うことになり、たしか、青いさんご礁を歌ったと思う。

当然に日本語で歌ったのだが、どちらも盛り上がる曲で、特に目新しいこともないレストランの大ホールでは、珍しいことだったのだと思う。(→オーシャンデパート所有のレストランだったかも)

あの頃は歌姫だったよなあ。笑。

そのまま居残って、歌手になればヨカッタよ。

最近は、サビが盛り上がる曲を歌うと息切れしちゃうからね。年を取るというのは淋しい。

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