◆◆◆ 1245 ★ 干支と雛人形展 ◆◆◆

 

2008.11.8.更新

今回は、立体作品が多かった。

平面不足という結果。

以前から、フェンスに台を取り付けて、立体展示をしたいと考えていたアタシは、拾ってきた板を利用し、フェンス用の棚を作成。

写真下のポストカードを入れる什器も開発。

100円ショップの木工用ニスを塗れば完成。

廃材とは思えない、なかなかの出来に、かなり機嫌がいい。

この棚を収納するスペースが、倉庫に確保できるのかというのが最大の問題かも。

棚はいくつも作られ、冷蔵庫やカウンターの上にゴロゴロしていたアタシの小さい作品なども乗せられた。

ギャラリーらしくなってきた。

こまつゆりこさんの作品とマグカップ。

こちらは、兎屋みいすけさんのコーナー。

歯のスタンプは、歯医者さんに大人気。

何故か、歯医者さんは、店に入ると、このスタンプを全員が買ってゆく。(滅多に来ないけど)

歯医者に行く日のマークをつけるために買う人もいる。

歯の悩みというのは、どの人にもついて回る。

こちらは、みすみれいこさんのコーナー。

このベアは、輸入羊毛を使い、服は、ミスミママが、木目込み人形用などの、お高い正絹を材料に仕立てた、本格的ベアである。

2体で10万円と、お値段もちとお高いが、ベア好きならば、そんなに高くないということが理解できると思う。

アタシは、人形のギャラリーにも足を運ぶけど、1体2-40万円ぐらいは軽くするのが普通である。

作るのに何ヶ月もかかるからとか、魂をこめるからとか、そういう理由もあるらしい。

右側の、ものぐさガーデニングのススメというのは、足立区在住のブックデザイナーの善養寺ススムさんの本。

地元の作家さんを中心に、ボチボチと作家さんが集まってきて賑やかである。

二階の展示室には、干支のぬいぐるみが大集結し、この他、仏像、木目込み人形(またろ人形)が展示され、おおっというムード。

最近蔓延の不景気感がシンドイといえばシンドイ。

画廊業というのは、見た人が心を動かさなければ売れることはないという職業である。

他の商品のように、例えば、服とか食べ物のように、生活に必要なワケでもなく、定期的に消耗してゆくものでもない。

人生に全く必要のないものを売ろうというのだから、それなりにヨイものでなければならないということになる。

絵を買って歩いているという人達は、どの方も目が肥えてゆく。

置いてある品を、そういう人達が買ってくださるクオリティに上げてゆかないとならないということのよう。

クオリティというのは、そんなに急には上がっては行かない。

物凄くクオリティの高い作家さんになると、もう画商がついているしね。

画廊業の方は、あまり深く考えないようにしようと思う。

アタシは、自分が絵が描けて、絵が良くなってゆけば、それ以上のものは必要がないからである。

ただ、地元にはちゃんとしたギャラリーが他には無いのだし、他の作家さんの知名度もどんどんとアップさせることができるのだから、その方がヨイのである。

おじゃら画廊

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