◆◆◆ 1241 ★ 油彩作成-2 ◆◆◆

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2008.10.23.更新

ギャラリーには、毎日作家さんが交代で留守番しにきてくださるので、アタシは、アトリエに篭る。

概ね、自分の書いた筋書きに近い展開になりつつある。

あとは、もう少し展覧会に参加作家さんが増えてくると、広告を増やすことができる。

理想的な形になってくる。

大学時代、広告論という授業の中で、

広告とは誰のために行うものか?

というテーマの答えは、

●認知を高めるため

というののほかに、

●働くものの士気を高めるため

という答えもあった。

知名度も上がり、スタッフのやる気もアップさせられるのだから、ある程度の広告というのは、打つべきだと思う。

別に、ムダに金を使うということでもない。

雑誌の効用や、広告価格などを勘案し、ムリしない範囲でなら、当然にやるべきことなのだ。

そういえば、この前、郵便局の絵を取替えに行った。

コラージュ作品にトレッシングペーパーを貼り付け、カラーインクで猫のドローイングをした作品である。

銀座のコンテンポラリー系画廊では4万円以上はするぐらいの、時間のかかり方。笑。

猫の絵だったため、見た人は絶賛し、

『カワイイ』

とか、

『今回のはいいですね』

などと、素直な感想を述べる。

解りやすいよなあ。

そうして、地元の住民というのは、解りやすい絵に共感をするということは、最近、特に理解が進み、フツーの人が、「いいですね」

という、ありきたりな絵を展示するように心かげようという決意。

1枚の絵を地元で、展示させていただくというだけでも勉強になるよなあ。

絵は、額ごと、手持ちで郵便局に運ばれるため、途中の八百屋さんとか、その他、ご近所の皆様にも見ていただいたりもする。

そういうときの反響というのがね。

皆さん口をそろえて『ああ、カワイイ』

などというオーラを発する絵でないと、売れないというのは、理解できてきた。

絵を見る人というのは、疲れた自分を癒したいのである。

そういう理由から、私のギャラリーには、心を癒されるという人も多い。

アタシの絵が掛けてあるからということではなく、イロイロな人の絵が掛けてあるから、それぞれ、好きな絵に癒されることができるということになる。

こちらの絵は、更に肌を白くして、目鼻をととのえ、口をつける。

オレンジ色の口紅って、何か懐かしいよね。

絵というのは、遠くで見るものなので、遠目で、この被写体が何なのかが解ればいい。

額をつけて、また郵便局に飾らせてもらわないと。

見る人というのは、だんだんと絵に慣れてきて、フツーの絵であっても、驚きを与える絵であっても、何回か見ることによって、好感度がアップしてくるのだ。

(何回か見ることによって、好感度がアップしてくるというのは、マーケティングの理論的に、接触頻度が向上すると、好感度も上がるというのに当てはめているだけなので、実際に、絵の場合どうなのかは、絵によるとは思う)

アタシの絵が、これぐらい作りこむのも珍しいけどね。

地元でこの絵を買いたいという人が、出るともおもえないんだけどさ。汗。

おじゃら画廊

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