◆◆◆ 1221 ★ 新作雛人形 ◆◆◆

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2008.10.3.更新

もうそろそろ、干支と雛人形展の作品を作らなければならない。

正確には、もう作ってはいる。

陶芸作品は、焼くのに時間がかかるし、その前に壊れたりしてしまい、出来上がらないということもある。

この作品は、天使の羽の付きが甘くて、右のは、焼くまえに転がってもげてしまう。

左の美女の方は、髪の毛が欠落し、大破。

センセイが(たぶん移動中に落として壊してしまったため)別な粘土で紙を作ってくれたのに、こんどはアタシがそれを落として大破してしまう。

まあ何でもいいやとおもい、その残りをアタマに貼り付ける。

油彩で着色するかどうか考え中であるが、たぶん、着色すると思う。

理由は、ボンドではりつけた箇所を誤魔化すためである。

誤魔化すというのはまあ、聞こえがわるいが、塑像作家さんは、みなさん、そういうテクも利用して、細やかな作品作りをされているはずなのだ。

青空型の屏風を作成。

あとは、台に赤い布を敷けば完成。

ギャラリーでの創作風景。

もはや、カフェでもないムード。

立体作品って邪魔だよね。

作り始めると面白いので、やめるという事はできない。

陶製の、小さい花瓶や花も作りたい。

蜀台というのもいいかもしれない。

小物が揃うと、臨場感がでる。

オジャラよ。屏風をもう少し立派に仕立てろよ。

という評価。

干支と雛人形展。まだ、参加者募集中です。

今の所、ガラガラというムードなのでゆったり展示できる予定です。

干支モノや縁起モノというのは、売れるはずなんだけどね、作家さんが集まらないというのは想定していなかった。

猫やカエルは勝手に集まってくるのに不思議である。

それにしても、この雛人形、いくらで売るかなあ。

というか、売れるんだろうか?

もう少し、マットウな作品を作ったらどうなんだよっ。

個展を前にして、薔薇でも描いて、お客様の機嫌を取ろうかという気持ちになる。

そういえば、最近、新作の油彩を郵便局に掛けて頂いているのだが、それが、普通の人物画油彩のため、大好評。笑。

まあいい。あの絵は、クロッキーに行った時に、モデルさんをたしか3時間ぐらいでササっと描いた作品。

アトリエで一回加筆した、サラリとした美人画だった。

現代系に進んでから作品が売れなくなってピンチ。

三岸節子みたいに、花だけで行くほうが、画家として売上げに結びつくんじゃないかと、真剣に考えたりもする。

否、それだけでいいはずがない。

そうして、塑像は、まだ完成度が稚拙だったり、途中で壊れたりしてしまい、発展途上ではあるが、それなりに、【おお】という作品になってきていて、その事が嬉しい。

【おお】などという作品は、この世の中にはそんなに多くないからである。

大工さんに作っていただいた、ギャラリーの外にある小さいショーケースには、このような立体作品が並べられ、通る人は楽しみにしているのである。

そうして、時にはニコニコとしながら、その場を立ち去る方を見ては、ギャラリーになってヨカッタと思うのだった。

おじゃら画廊

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