◆◆◆ 1209 ★ 新作塑像-2 ◆◆◆

 

2008.9.10.更新

塑像作品というのは、壊れてしまうから困る。

焼く前は脆い。

手足や髪の毛の、いい加減なとりつけが、主たる理由の一つではある。

十分に乾燥させているとおもっていても、当芸教室まで行く、3分の間に、壊れてしまうということもある。

何よりも、美しく立たせるという作業に時間がかかる。

きっと、寝かせながら作るんだろうなあ。

そうしないと、重力との戦いに敗れるもんなあ。

もしくは、何か、別な支え棒などを使うんだろうか?

その辺のテクニックというのは、習いに行かないと習得できないムード。

ドローレスや、ワヤンのように、時間不足のまま固まってしまうということは、この先は無いだろう。

そういう意味でも、あの作品は貴重だった。

また作れるかと言えば、自信がない。

早く、作品が現金化できるようになり、ブロンズで作りたい。

そうしたら、永遠に壊れない。

永遠に残したいという作品になるのかどうかも未定。

完売した小壷ちゃんたち。

12月の個展のときには18個が新着する予定です。

もう少し、色が安定してくる予定。

焼き物というのは、釉薬の色が熱で科学変化を起こすので、最終的な完成具合がわからない。

どの壷もかわいかった。

顔がキモチ悪いというのを除けば、まあまあのデキだと思う。

アタシらしい部分も出ているし、顔の表現は、横顔にこだわらなければ、もう少し美人に作れると思う。

塑像というのは、正面からだけでなく、イロイロな方面から鑑賞するのだ。

3Dということになり、どの角度から撮影するのかによっても、全く違う作品になってしまう。

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