◆◆◆ 1207 ★ マティスの絵の模写 ◆◆◆
2008.8.26.更新 |
あら、色の写りが悪いけど、まあこんな感じ。 最近凝っている、『タイのオババ式描画』を取り入れてみた。 あっという間に作品は出来上がった。 細い線だけを作るというのがまだ技術が足りないが、Tシャツなんかに絵を描く程度であれば、結構イイ感じになると思う。 この絵もカワイかったよなあ。 マティスや、ピカソの絵の模写をしていて思うことは、その色彩の少なさである。 原色を基調にして、4-5色しか使っていない。 この絵だって、水色、肌色、黄色、赤、白の5色で構成されている。 バックの黄色いラインや文字は、黄ミドリでもいいかもなあ。(→これは、個人的な色彩感覚です。) |
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私は、誰かの模写をするときには、必ず、画面に、誰の絵を模写したのかを書き込むことにしている。 それが、巨匠に対する礼儀というものだ。 別段、その文字があったとしたって、アタシの模写作品であることには間違いが無く、それは、新しい一枚ということになる。 左の絵も、オレンジ、黄色、ブルー、水色、紺色、白の5色程度だもんねぇ。 アタシは、よく、洋画のセンセイや額縁屋のオヤジなどに、『色をもっと良く混ぜて、暗い色を作って描く様に』 という助言を受ける。 キッパリお断り。 よどんだ絵より、ピカソの絵の方が高い。 |
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この絵だって、まあ、パロディーっちゃパロディーだし、模写っちゃ模写だけど、(この絵は、アタシの現代アート作品です。念のため) それだって、トレースもしないで、サラサラ描けるっていうのは、それなりの絵の力が求められる。 そんなにカンタンな絵ではない。 そういう意味では、画力は上がってきているんじゃないかと思う。 アタシは、何をしているのかといえば、自分の美少女のコレクションを増やしているということになる。笑。 自力で。 |
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この絵は、2005年に、ピカソの椅子に座る女の模写をした作品。 横浜美術館所蔵。 実物は見たことなかったけど、ポストカードが50円で売られていて、ああ、何てカワイイんだろうっておもって買ったんだよね。 そんでもって、小さいカンバスに模写してみた。 勝手に色補正。 ああカワイイ。 模写の作品も沢山作って、『オジャラコレクション/模写編』 なんていう展覧会も企画しよう。笑。 |
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模写して解ったんだけど、口あけて、寝てる絵なんだよね。
この絵も、色が少ないでしょう。 グレー、茶、肌色、赤、黒で構成。 内心、パレットに絵の具が余っていて、それで作ったんじゃないかと思ってるけどね。 何故かといえば、彼は、もっと色彩感覚が優れているからね。 でも、こんな絵でもね、何億円もするわけよ。 アタシの個人的な相場観からいうと11億円ぐらいと思う。 傑作からは遠いけど、彼にしか描けない作品だもんね。 マティスの図録にも、セザンヌの話が書いてあって、『セザンヌの絵が正しいのなら、オレの絵も正しい』などと、自問自答する場面がある。 被写体を破壊し、再構築する。 その中に、その作家にしか作れない何かが持てるかどうか。 これが芸術家の仕事なのである。 そうして、その仕事ぶりというのは、結果(作品)から、見た者が(オリジナリティーを)判断できるぐらい、顕著に作品に現れてしまう。 |
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