◆◆◆ 1187 ★ 銀座界隈 ◆◆◆

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2008.7.28.更新

今日は、夕方から、WEBサイトの打ち合わせをしたいという話になり、アタシも、夜の時間にかかる分、昼は、銀座をぶらつくことにする。

といっても、日本橋のコンテンポラリー系のギャラリーと、ついでに、ギャラリー椿、藍画廊なんかを流すのが、標準コースである。

若いアーティストの人は、みんな、頑張っている。

デザイン学校卒業のグループ展などは、値段もついていない。

アタシは、一つ、心が動いた作品もあったのだが、聞くほどでもない。

でも、若い美人だったので、

「値段は、つけておいたほうがいいと思う。どうせ売れないが、万一というときにも、ついていないと、売れることは無い」

などという小言を。

それから、彼女の作品は、立体一点だったので、平面の小品や、立体の小品もつくって、安価に並べると、売れるかもしれないなどという助言。

オジャラ「みんな、若い方を応援するために、何か買いたいという気持ちでくるの。だからね、そういう作品も、こういうときのために準備してね」

美女の笑顔というのは、爽やかである。

どんな人も頑張っているのだというのを知るために、私は、また、ギャラリーに足を運ぼうと思う。

このあと、ギャラリー椿に流れる。

おおっ。池田さん。

アタシに、池田式版画(上のオレンジのような作品)を教えて下さった、あの池田さんである。

そのあと、福果でもお目にかかったりもした。

いつ、どこでみても、池田さんの作品は池田さんであり、素晴らしい。

椿で展示されていた、川北さんという方は、池田さんは、高知の版画トリエンナーレでご一緒だったなどと話されていて、電話で呼び出していた。(残念ながらご不在のようでしたが)

オジャラ「あの、作田先生が大賞を取られた、あの、高知版画トリエンナーレですね」

と、師の名前のPRも忘れない、さりげない師弟愛。

川北さんの作品、スゴクお安くて、アタシもつい、買いそうになってしまったが、それどころの経済状態ではないため、購入することはできなかった。こんなに情けないことは、人生のなかで、ナカッタよなあ。小学生の時だって、もっと金があった。

やっぱ、買いに行こうかなあ。ステキな作品で、とくに、全部がオシリというのが気に入った。

今度の版画の新作は、アタシも、オシリにしよう。

2008.7/28(月)〜8/2(土)

第16回プリンツ21グランプリ展 2008入選作品展

東銀座の、東和ギャラリー。

新鋭版画が並んでいて、入選作だからね、ああ、素晴らしいものだなと思わされた。

日本イラストレーター協会の、イラストレーションコンペティションの入選作品展も、こんな感じに、カッコよく展開したいものだけれどもね。

はぁ。

プレスリリース作らないと。

それにしても、公募展って、スゴイよね。

業界雑誌を眺めていると、ギャラリーも、年に一度ぐらいは、公募展を主宰し、作家のリストを集めて、貸画廊の稼働率を上げているというムード。

なるほどねえ。

コンテンポラリーアートの出展かぁ。

横浜でさえ遠いと感じているのに、イタリアというのは、更に遠い。

どうするかなあ。

最も重要な情報は、参加費を含め、そのイベントに参加するのに一体、いくらかかるのかという基本的な金額である。

それが解れば、集められる額かどうかを勘案するという作業に入れるからである。(アタシの計算だと参加費の他に、渡航費・展示品輸送費など200万ぐらいはかかると思う)

作品は、小さいから、輸送コストというのはそんなにはかからない。手持ちも可能と思う。

解決すべきは、金の問題だけだからな。

スポンサー探しをどうやるのかという話になる。今年も、岡本太郎賞一本でいくことにしよう。(出展費が無料なので。)

日本人だからさ、そういうものが感じられる作品作りをしたいと、今は強く思っている。

それは、出展するとか、しないとか関係なく。

アートに言葉はいらないのだ。

おじゃら画廊

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