◆◆◆ 1182 ★ ドローイング ◆◆◆

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2008.7.25.更新

今日は、北斎の図録を見ながら、何枚か模写をする。

といっても、あんまり似てないんだけどさ。

和風のモチーフをちゃんと描けるようになりたいんだよね。

といいながら描いていると、あっという間に、テープルの上はドローイングで埋め尽くされてしまう。

1000枚達成の日は近い。

習作は習作と割り切って、どんどんと描き進む。

失敗しても、また、同じ絵を描く。

今日は、墨にガラスペンと、筆、それから、ボロ布を使い描画。

この方法が一番安い。

それに、描画が誤魔化せない。

ボールペンであれば、それなりに形が取れるに決まっているので、もっと難しい材料で描画の鍛錬をする。

イラストレーターコンペティションの作品が、どんどんと到着する。

搬入日を何日かにしたのは、大正解。一日で開封するのは、ムリな数である。

一日少しずつ開封し、返信封筒なども作り進む。

そうして、どの絵にも夢が詰まっていて、アタシの絵よりも上手いのである。汗。

いやまあ、オリジナリティーがあるのかとか、構想が新しいのかとかね、そういう話とは違うんだけどね。

それでも、イラストレーターとして稼げるかどうかは、絵が上手いかどうかにかかっている。

私は、作家さんとの接触が多いので、今年からは、審査員は辞退。

画廊として賞を出すので、よっぽど気に入った作品で選外だったときには、救済するかもしれない。

大切なことは、力のある人が世に出るチャンスを作ってあげる筋道を作ることなのだ。

協会(美術団体)であるとか、画廊というのは、まさに、それが仕事の中心でなければならない。

そのあとに、収益というのがついてくる。

良い絵でないのに、収益が伴うはずが無い。

それにしても暑いよなあ。

オジャラよ、こんなに暑い時期に、個展を開かなくてもいいんじゃないの?

ホントそうだよね。

と内心思いつつ、実は、この暑さはね、画廊の稼働率の悪い時期なんだよね。

他の会を、もっと良い時期に開催しようと思うと、自分の展覧会は、あまりよろしくないシーズンになるという感じ。

嫌まあ、最初はそういう理由でもなかったけど、今は、そんな感じ。

今日は、パソコン雑誌のイラストのコンペが朝からあって、その準備をする。

どうせ取れないとは思うけど、まあ、過去の表紙イラストなんかをビックアップすると、この頃の絵はヨカッタよなあと思ったりして懐かしかった。

今が悪いということもないんだけど、昔は、表紙の絵の扱いがもっと大きかったので、絵のスタイルが違っていて、もっと、凝った作品が多かった。

躍動感も出てき始めた頃だったし。

9月号の雑誌の表紙は、SNSや、Uチューブなどに企業が参画したプロモーション事例研究というテーマ。

はぁ。

絵にならねぇ。

というように、アタシのように、ヘタな絵でも、クビにもならないのは、その、絵のテーマが特殊だからだと思う。

最初に、2枚ほど作ったが、あまりピンと来なかったので、今朝、雑誌社に電話をし、再度、少しの時間、インタビューさせてもらい、記事の内容を確認。

出来上がった絵が、ヨイとも思わなかったが、それは仕方が無い。

夕方、早速入稿し、今月の業務は完了。

明日は、エッセイを二本程書いて、それから、雑誌の広告を作る。

頼まれている仕事もあるんだけどなあ。

明日はムリかなあ。

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