◆◆◆ 1167 ★ 足立区展 写真・書道の搬入  ◆◆◆

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2008.6.21.更新

今日は、写真と書道の搬入のため、朝からマルイの11階に向かう。

写真も書道も、大量の出品者でごった返している。

そうして、アタシは、写真の方は何とかパスしたけど、書道の出品は、ストップがかかってしまう。

そうだよ、あの、いい加減なる、自力裏打ちのせいである。

額にアクリル板が装着されていたというのももう一つの理由。

この状態だと、アクリル板をはがすと、1週間の展示に耐えられないと思う。(途中で剥離してしまうという意味)

そうして、審査のセンセイ方が、ハンズで両面テープを買い、貼り付けろなどという指示を出して下さる。

裏打ちがちゃんとされていなかったのに、みんなガッカリしたのは、きっと、この前よりも、書が良くなっていたからだと思う。

ご老人は、「どうして、ここを、このように伸ばしたんですか?このような字ははじめてみました。墨は墨汁ですか?」

というような、質問をしてきたりもする。

オジャラ「嫌まあ、特に、何かを考えて描いたということでもないんですけど、墨の作り方は、安東センセイに教えていただきました。」

という回答。そうすると、

ご老人「お手本も書いてもらったんですか?」

オジャラ「いや、、、、、お手本は、ありませんけど、、、」

というような、なんだか、焦点の定まらない話。

そのあと、両面テープを貼り付けたりして、なんとか、12時までに、搬入を終了。

写真の方も、混んでいて驚いた。

写真の展示は、

●ピクチャーパネル

という、決まった額を利用しなければならないこと。

また、プラスチックの板に、裏打ちをしなければならないというう2点がクリアできずに、出品を断れている人もみかけたので、その辺、出品したい人は、ご注意下さい。

まあ、ムリ・難題のように思えるかもしれませんけど、一週間、展示室で展示されると、写真がヨロヨロになって、剥離してしまったりするのを避けるためです。

オジャラは、今度、自力であみだした、安い裏打ちの方法をご紹介したいと思います。お楽しみに。

ヘトヘトになりながら、ギャラリーに向かう。

そうすると、善養寺さんと、お友達がギャラリー前で待っていた。

オジャラ「ぎゃー、お待たせ、今、搬入を済ませてきたのよね。ゴメンね」

などという話。

そうして、そのあと、アタシが、書道と、写真展に出品したときに、書道で、また、ダメ出しを喰らい、やり直したりした話をする。

そうして、どんな書なのかという話になり、出さなかったほうの書を見せてあげる。

そうすると、(書がそれなりにカッコイイので)今度は、どんな筆で描いたのかという話になる。

そうして、アタシに、

「見ないほうがヨカッタって、きっと思うと思うよ。それでも見る?」

などと打診する。

そうして、善養寺さんが、それでも見たいというので、「ゲロゲロ毛糸筆-2」を見せてあげる。

お友達も、オオッという歓声。

そうして、今度は、この筆は、どうやって作ったのかという話になる。

オジャラ「この辺の人達はさ、もったいない気質があるからね、まだ使えそうな品は、生ゴミなんかと混ぜないで、キレイに捨ててくれるんだよね。

ある日、毛糸が大量に入った袋が落ちてたからさ、持って来たのよ。

といって、その袋を倉庫から取り出す。

(70リットルのゴミブクロ)

なので、ここでも、オオッと歓声があがる。

そうして、編みかけの、ぬいぐるみの足とか、グチャグチャにからまった、あらゆる色の毛糸なんかを見せ、「自分で作った筆だけど、何十万もする筆とは違うマチエールが作れるんだよね」

とかいう説明をする。

そうすると、善養寺さんのお友達は、何故か、その筆の作り方を知りたいと申し出るのであった。

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