◆◆◆ 1161 ★ 上岡健太さんの個展、MOMO、上野の森 ◆◆◆

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2008.6.9.更新

今日は、作家の善養寺さんが留守番に来て下さる。

であるからして、アタシは、上岡健太さんの個展の最終日に、恵比寿まで足を運ぶ。

なんでも、ベリーダンスがあるというのだ。

彼の個展は、以前は、緊縛美女のドローイングライブというイベントがあり、大いに盛り上がっていた。

ベリーダンスのイベントは、どんなのだろう?

恵比寿の東口から徒歩4-5分のエビスパークという地下の飲み屋で、展覧会は開かれていた。

飲んだり踊ったりするのが好きな健太さんにピッタリの会場だと思う。

作品の展示場所というのは、自由なのだ。

2時半を過ぎて、長い睫毛の美女が登場。

上半身は、ブラ、下半身は、腰から下に半透明の布という衣装で登場したユミ嬢。

おおっ。

スケッチブックの一つも持ってくるべきだった。

不覚にも、カメラすら忘れてしまう。

アタシの脳裏には焼きついたので、別に問題は無いが、読者の皆さんには、ホント申し訳ない。

エダマメの袋に包まれた、コラージュの新作たち

6畳程のフロアに20人ぐらいの殿方中心の来客。

その中央に、インド衣装の女性が踊り出て、20分程踊る。

ステッキや指につけるシンバルなどをつけ、場を盛り上げる。時には、観客も踊らなければならない。

来客は、1コイン(500円)で、何らかの飲み物を飲むことができ、アタシは、当然にビールをオーダー。

別に頼まなくても良いらしいが、お店の人も、この暑さにホクホクだった。

Tシャツや素描の売れ具合もまあまあで、彼らしい展覧会だなと心を打たれた。

イロイロな展覧会を見に行っているが、あんなに沢山の人が踊ったりする展覧会というのは見たことが無い。(アタシは、パーティーとかいうのがあまり好きじゃなくて、今回だって、ベリーダンスが見たかったというモチベーション)

大切なのは、その展示場に足を運ぶ何らかの工夫である。

ケンタさんの彼女も相変わらずの美人で、今度モデルをヨロシクなどと頼んで、店を出る。

ゴミにしか見えないと評判のコラージュたち

エビスまで来たので、六本木のギャラリーMOMOに流れる。

コーヒーを頂きながら、展示中の新しい作家さんの作品の話で盛り上がる。

現代系といえば現代系。

売れ具合といえば、ほぼ全部。

売り画廊のオーラというのを感じる。

別に、全ての展覧会が、完売ってこともないわけで、売れないときには、それはそれで大変に違いないとか思いながら、歓談。

THEORY of ART

という本に張られる、画廊のチラシの余り

顔見知りの収集家さんが流れてきて(名前は知らない)

ああ、狭い世界なんだと思わないわけには行かない。

アタシは、今日も、ギャラリーのチラシも、名刺も忘れてしまったため、営業活動はナシ。

はぁ。

忘れるかなあ。

ギャラリーMOMOさんでは、アートコレクターという雑誌を拝見。

16億で落札されたという、ムラカミタカシさんのオブジェの写真が掲載されていた。

オジャラ「あれ、これって、昔1800円ぐらいしましたよねぇ」

収集筋「値段が下がったんですかね」

MOMOのご亭主「最近は、2ヶ月に1回ぐらい出てるみたい。スタッフが増えたんだよね」

という会話。

アートコレクターの広告って高いんだよね。笑。

自分の展覧会のときぐらい、広告を出したいけどなあ。

その後、誂えの油彩額が高いという話になり、アタシが、自作しているという話をしたあと、その場を退散。

上野の森の、井上雅彦さんの展覧会に向かうが、

長蛇の列の上、チケットの販売も終わっており撃沈。いつもは、裏口から、図録だけは買える間取りなのに、それもムリ。平日に行こう。

おじゃら画廊

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