◆◆◆ 1160 ★ 悪魔と妖怪の合コン展 金曜日 ◆◆◆

 

2008.6.6.更新

今日は、作家の大橋紀子さんが留守番に来て下さる。

そうして、JIA(日本イラストレーター協会)の瀬田さんとか、大橋さんとも友達のハマナカ君なんかがやってくる。

ハマナカ君との出会いはバリ島に行く前だからね。

当時はまだ働いていたのかと思うと、驚くぜ。

アタシは、彼の絵が好きで、実は、昔の銅版画のプレス機を、彼の版画20枚と交換で譲ったのである。(まだ版画をもらってないけど)

銅版画らしい、美しい絵が素晴らしい。アタシの銅版画の技法のページは、彼のために作ったのだ。(実は、版画を志す人に、結構読まれていて、見ず知らずの人からお礼のメールをもらうこともある。)

この日はアタシは、外で紗張りをしながら。時々中で作家さんともお話する。

全員が作家という内容なので、売上げには貢献しないというのが最大の難点である。(嫌まあ、出展費を払ってもらっているワケで、手数料も取っていないのだから、作家さんが最大のお客様ということになり、筋は間違っていないのかもしれない。笑)

これが、来るのは全員収集家という将来的な目標を持ち、どうやって、ギャラリーを仕立て直すのかを考える。

まあ、ギンザでもないし、地元の作家さんを断るような、敷居の高さにはしたくない。

ギャラリーにはそれぞれ個性があって、そうして、個々のギャラリーらしさというのがあるものなのだと、最近解ってきた。

正面の「サチ」のママも、顔を見せて、

「最近繁盛しているじゃない?」などと言って、様子を伺いに来る。

オジャラ「来ているのが作家さんで、別に、絵が売れるワケでもないですからね、絵を買うお客さんが来て下さらないとね、ギャラリーは儲からないんですよね」

(→ホントウは、手数料がないので、何度考えても、ここは、アタシの絵が売れるということ以外は、儲からない)

でもまあ、アタシの素描は、それなりに売れるようになってきたし、ぼんやりとしていたら、てぬぐいは黄色を除き完売していた。

ポストカードはよく売れるし、アタシの作品は増え続けている。

悪い話は、あまり無い感じである。

このまま、出展作家さんが増えてゆけば、画廊の運営が安定し、アタシのコレクションもまた増やせる。

画材も買えるし、絵も作れる。

大切なことは、ムリせず、作家さんを集めるというところだと思う。ジワジワとである。

それは、展覧会の企画にかかっているということになる。

作家さん以外にも、来客も増えている。

しかも、皆さんの滞店時間も物凄く長いのである。

もうそろそろ、来年のスケジュールを組み立てたい。

最低でも5ヶ月前から準備したい。

レッツエンジョイ東京、地元新聞社、テレビなどに情報を送ったりもできる。

デザインフェスタに参加する作家さんに、ギャラリーの情報を配布してもらったりもできるように設計したい。

8月と2月は、集客に難航するのが解っているため、日本イラストレーター協会のイベントを入れる。

雑貨系展示と、アート系展示を分類し、年間スケジュールに散りばめるという設定。

同じような展覧会が続くと、来客者もなかなか足を運んでくれない。

ニャンコの次に、カエルになったから来たという人も大量にいる。

何ヶ月もの間楽しみにしてくださっているのだ。(小学生もいる)

なるほどねえ。

ギャラリーの什器も充実してきている。

フェンスの下に、各々のポストカードを設置できる什器が完成していて、ごくフツーに、皆さん使っている。

作品ファイルを入れる什器のデザインも完成し、一つが実際に作られて、店内で利用されている。

近所で工事が行われているので、大工さんに、また、木っ端切れを下さるようにお願いする。

新しいオブジェや什器に生まれ変わるのである。

今開発したいのは、フェンスを利用して、小さい棚を取り付ける什器。

ぬいぐるみや、陶の作品を並べたい。

展示というのは、ギャラリーで最も重要なのだ。

展示のために、作家は、ギャラリーに金を払うのである。

おじゃら画廊

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