◆◆◆ 1139 ★ 弥生風 ◆◆◆

 

2008.5.6.更新

コラージュ作品の山。

はぁ。この作品は、売れる気がしない。

もう、紙袋イッパイにできてしまう。

作っても作っても良くならない。

でも、止める事もできない。

アトリエから、草間センセイの図録をギャラリーに持ち込んだ。

皆見たいに決まっている。

近代美術館の展覧会の図録は、ホント素晴らしいと思う。

最近値上がり中の弥生ちゃん。

買えないけど、いつも描けそうな気がするため、パクリ品を作る。

左の絵は、網目模様にちなんだ作品。

失敗したカット作品の裏に描画。

油性マジックでアミを描き、色を塗りいれる。

似てねぇ。

図録見ながらパクッているのに、似ないというのがスゴイよなあ。

やっぱ、オトクな才能なんだと思う。

この前、海画廊で見た、チェーン模様に似た柄の作品を作ろうと思ったが、出来たら、こんな作品に。

下には、別な絵を描こうと思って、少し色がついていたこともあるが、ビミョーに似ていない。

赤と黄色、ドットという組み合わせでも、弥生ちゃんに似ないというのがスゴイよなあ。

なんだか、細胞のようで嬉しい。

町歩き途中のカップルさんは、冷蔵庫の上に積んであったこれらの絵を発見し、見たそうだったので解説。

殿方「いやぁ、この絵、いいですねぇ」

オジャラ「パクリ品ですけどね、なんか、似ないんですよね」

殿方「それって、オトクですよね」

笑。

アタシも、イロイロなギャラリーを訪ねているが、こんなに笑えるギャラリーは、そんなにないよなあ。

この作品は、もう一つインチキ。

下書きに、消えるペンを利用。笑。

作家さんがくると、皆さんにも教えてあげる。

「消えるペンは、マルイの8階に、オカダヤが入ってるからさ、そこで売ってるよ」

女流作家さんが多いので、消えるペンが、手芸用品売り場にあるということは、皆さんピンとくるのである。

どうよ、アタリが消えるから、物凄い原画がキレイなのよね。

今までは、黄色い失敗線がどうしても出てしまったのだが、このペンでアタリをつけると、ハーネミューレでも、完全に消え去ってくれる。

それにしても、とうもろこしを食べている絵って、何か間抜けだよね。

おじゃら画廊

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