◆◆◆ 1138 ★ コーンの時代 ◆◆◆

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2008.5.6.更新

With Ribbon

イラストレーター協会展に作品を出すため、ギャラリーで準備を進める。

額を買う金がないので、たる木に色を塗ったのを周囲に巻いて、ヒートンとヒモをかけて発送。

明日から、山脇ギャラリーにて展示が始まります。

16日まで。日曜休み。

11時から18時です。

お時間ありましたら、皆さん、足を運んでみてください。

オジャラは、

コーンの時代と、WITH RIBBONを出品しました。

コーンの時代はアクリル画なのですが、写真を撮影し忘れました。

返ってきたら、撮影します。

With Ribbonは2006年に描かれた作品で、右側に、オシオッサさん、左のブルーの髪をした女の子がオジャラ(Ribbon)です。

真ん中のにゃんこは拳ちゃん(家出中)

この年に描かれた作品は、極端に少なかったっすね。何ででしょうかね?

(よくよく見ると、結構描いているが、試行錯誤のため、不出来が多かったということみたい。見れる絵が極端に少なかったっていうことで。)

左の絵は、もう一回ぐらい塗りたいよなあ。笑。

今更という感じもするが、今となっては、どこにあるのかも解らない。

ギャラリーで、絵を梱包したり、額装したりしていると、休みというのに、今日は、ひっきりなしにお客さんが入って来る。

ゴールデンウイーク最後の日で、カップルさんが、最後の一日を千住で楽しむというムード。

全部若いカップルさんだったのが驚くよな。

多くは区内在住の方で、お買い物・お食事がてら、近隣を散策というブラブラ度。

アタシが、ギャラリー内で妖怪のタマゴを作っていたため、皆さんその異様さに引き込まれて入ってきたという感じ。

今日の人は、新しい作品もすんなり受け入れてくださるタイプの方が多く、心が励まされた。

それでも、コーンの時代のドローイングを目ざとくみつけて、より、そちらに引き込まれているのには驚いた。

オジャラ「コーンの時代は、作品としては、(名画のパロディーですから)下の下ですよ」

お客様「ああ、でも、こっちの方がいいなあ」

という会話。

自分の作品の間口を広げることの大切さを痛感する。

買うほうは、それが、名画の絵画かどうかは関係ないのである。自分が好きかどうかという、圧倒的な主観が支配しているものなのだ。

それに、アヴィニオンの娘を見たこともない人だって来るし。(当然に、デュシャンはおろか、草間弥生もしらない。)

それでも、アタシが、作品の元にしたピカソのアヴィニオンの娘や、デュシャンの泉の写真を見せながら、作品の解説をすると、

お客様「ああ、現代アートをこよなく愛しているんですね。そういう気持ちが伝わってきます」

という感想。

面白い作品というのは、会話もはずむものなのである。芸術家志望なのだから、多少笑える作品を持って、お客様をお迎えするというのが正しいぜ。

最近描いた絵は、どの絵も面白くなってきている。

たぶん、ギャラリーMOMOで、小橋さんの絵を見て以来、作品に対する考え方が変わったのだと思う。

今年、アタシに一番影響を与えた男は、小橋さんということになる。

一枚、買えばよかったよなあ。

男性のヌードというのは、シュミじゃないんだけどな。女装したコハシさんの作品なら、何とかコレクションに追加したいわ。笑。

(コハシさんは、ヌードの自画像を中心にした作品が多い)

そういえば、この前、アラタニウラノ(新富にあるギャラリー)で見た、梅津さんの作品も、自分のヌードの肖像画だったよなあ。

靴下はいてたよ。

気持ち的には、5本指靴下にして欲しかった。

梅津さんは、一昨年のオカモトタロウ賞の大賞を受賞した方で、アタシは、その作品のことを覚えていた。

アラタニウラノは、バイト先から徒歩二分。

毎回、展示替えが楽しみだぜ。

おじゃら画廊

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