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2008.5.1.更新

最初の段階では、またもや、マティスの絵にソックリ。

あ゛あ゛。

もう少し、アタシのキャラクター色を強くするように加筆。

もう使わないからという理由で頂いたカンバス。

皆さん、カンバス布を剥がして持ってこようとしてくださるが、もし、上書きして構わないのであれば、そのまま下さいというリクエスト。

布を張るのは面倒だし、白いジェッソを塗ってしまえば、別段、新しいカンバスとは変わらない。

アタシの油彩は厚塗りなので、下の絵はどうせ、完全に見えなくなってしまう。

前から構想を練っていた、『コーンの時代』という作品に取り掛かる。

アヴィニオンの娘と、デュシャンのコラボレーション。

アヴィニオンの5人娘を配置。

右下の、アフリカ彫刻のような女の左脇に、ピカソ。

ガックリと泣いている、アフリカ女の肩を抱いて、

『二位じゃないか。立派だよ』と慰めている。(注:現代作家に最も影響を与えた作品の1位が泉で、二位が、アヴィニオンの娘だったという結果について、ピカソが皆にその報告をしているところ)

その右にはデュシャンがタバコを吸っている。

もちろん、彼の上には、泉が展示中。

泉の中に、一番右上のアヴィニオンの娘が腕を突っ込んでいる。

左下は草間先生。コーンに、ドットを描き入れている。

この絵の最も特徴的なところは、みんな、コーンを持っているということだろう。

アタシは、4時ごろからこの絵を描き始め、夕方には、概ね書き進めを完了する。

(もう少し描き進んでいますけど、写真撮影を忘れました)

この作品にどんな意味があるのか?

教えてあげません。

この絵に飽きてきて、もう一枚の作品に取り掛かる。

どちらもアクリル絵の具で描画する。

油彩だと乾燥するのに時間がかかりすぎてしまい、ギャラリーの場合、来客の服が汚れてしまうと思うからである。アトリエに持ち帰り、どちらの絵も油彩で加筆する可能性はある。

ピカソの図録を眺めていたということもあり、ピカソ風の絵になる。

とはいえ、別に、真似ているということでもない。

キュビズム風の作品というのは、随分と前から、描けるわけで、ある意味無意識である。

おおっ。女性の顔を描いたが、女流画家のゴアサさんにそっくり。

タイトルは、『ゴアサ嬢の肖像』でいいかぁ。

彼女がコレを見たら、怒るかもなあ。

でも、似ているんだから仕方が無い。

それにしても、誰を描くか決めないで描いて、出来上がったら、誰かに似ているので、その人の名前をつけてしまうという肖像画の話は聞いたことないよなあ。

早く、額を作りたいよなあ。

額に入れると、物凄くカワイイと思うんだけどね。

大量に作品が並んでいると、あまり見栄えがしないんだよね。笑。

オシオッサさんの新作。

アタシも、カンバスの下塗りを手伝っている。

いやまあ、もう少し、キチっと並べられなかったのかという気持ちにはなるよなあ。

ああ、気になる。

彼女は気にならないということになる。

何か、意味とかあるんだろうか?

まあいいかぁ。

人の作品について、何かを語る時間があったら、自分の作品をもっと良くしたい。

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