◆◆◆ 1109 ★ 新着陶芸作品 ◆◆◆

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2008.3.21.更新

カエル型抹茶茶椀(まだ、焼いてません)

と、右側、カエル菓子置き。

ギャラリーで、細々と作り、プラスチックケースの中に入れてゆっくりと乾燥。

植木鉢の土も少し混ぜたら、造形を作るのに苦労したよ。

20日の日は、留守番の方が来てくださり、彼女は、ギャラリーでドローイングセッションをやりたいと申し出てきたので、アタシは、彼女に任せることにする。

理由は、陶芸教室に行って、オッパイを作らなければならないという、重大な仕事が待っているからである。

もうそろそろ、ヤバイんだよなあ。

(土が乾燥しすぎて、新しい粘土と接合できないという理由)

というか、やっぱ、もうムリかもなあ。

一週間に一度、4時間というのが、時間が不足しすぎているもの。

先日、センセイが焼いて下さったニーナちゃん。

重さを計られている。

焼く代金をいくらにするのかという話をし、(素焼きで、釉薬もいらない上に、特に重いのが特徴で、他の品物とは別な品物として扱われる。)

850G。

陶芸というのは、重力との戦いなのだ。

ニーナちゃんは、お顔の表現がまだ稚拙というのを除けば、面白い作品に仕上がったと思う。

まだ陶芸作品って売れたこと無いんだけどな。

2万円ぐらいでは売りたいよなあ。

デパートだと、20センチ程度のテラコッタ塑像でも12万円ぐらいはするんだよね。

今ならお買い得ですぜ。

はぁ。まあいいかぁ。

陶芸作品は、そのうちに売れるようになると思う。

まだ作っている数が少ないので、安定感が出てくるまでは、とりあえず作り進まなければならない。

オッパイを取り付けたトルソと、若きビンセント。

ホントウは、山高帽もつけたかったのだが、重力的にムリ。

個人的には似ていると思うが、念のため、襟元にも、VINCENTと書くことにした。

塑像で大切なことは、似ているかということよりも、誰を作ったかということである。

全く似ていない塑像というのも、世の中には沢山存在するのである。

例えば、上野の西郷さんの銅像も、奥さんに、「これはセゴドンではゴワハン」

などと酷評されたらしい。(噂)

でもまあ、出来てしまったものを溶かして、別な人が作るということでもなかったようだ。

どうしてかなあ。

肖像画は、似てないと依頼主が断るらしいけどなあ。依頼主が、家族や本人ではなかったからだよな。きっと。笑。

オッパイと重力の戦い。

やむを得ず、木の板などで、オッパイを少しの間支えて、ドライヤーにて乾燥を進める。

まるで、鼻や腕を、松葉杖で支えるダリの絵のようだと思った。

センセイは、乳首をつけないのかと何度も訊ねるため、『アタシの作品には、いつも、ついてないんですけどね』などと拒否するが、結局つけることに決まる。

他の生徒さんにも、『センセイ自分で作ればいいのにね』などというコメントが投げかけられた。

オッパイについては、譲れないところがあったのだと思う。

アタシ的には、どちらでも構わないのだが、審査員が殿方というのを考慮したということになる。

この後、結局腕も少しだけつけようという話に決まり、完成は次回。時期未定。

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