◆◆◆ 1097 ★ 陶芸教室 一隅 ◆◆◆

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2008.2.16.更新

小さいお皿だったんだけど、野焼きのときに大破。

思うに、乾燥が足りなかったのと、温度が急激に上がりすぎたため。(もしかしたら、短時間に乾燥しすぎたのかもしれない。)

陶芸教室にはカメラを持ってゆくのを忘れてしまう。

であるからして、古い写真を再利用。

手がドロドロになるしさ、撮影に対する情熱が低下中。立体創作は、本当に危険だと思う。

今のところ、三体の小さいオブジェと、大きなトルソを製作中。

トルソは、だいたい実物大で、お尻のふくらみ、ウエストの締まり具合など、一緒に制作をしているオジサマや、センセイなど、男性人のリクエストも入れ込まなければならない。

そうだよ。トルソぐらい、自分の好みであって欲しい。笑。

オブジェは、顔が命。

なかなか、お顔の表現が上手く作れない。

まあ、まだ何体かしか作った事が無いのだから仕方が無い。

大切なことは、誰が見ても、(絵の素人が見てもである)イッパツでアタシの作品だと解るような、作品にならなければならない。

であるから、目指すべきところは、美しいという部分よりも、個性的である、特徴があるというのが優先。

美しさや拡張高さというのは、その後に習得していく筋で進める。

初代トルソ。

この作品は、半分大破している。理由は、中の粘土を抜かなかったという知識の少なさから起きた。

燃焼温度が低すぎて、この後にも一回大破してしまう。

でもまあ、まだ持っている。笑。我ながら、野焼きはスゴイよな。アタシの中でも伝説っぽい。

ギャラリーでは、留守番をしながら、抹茶茶椀作り。

ドローイングなどと比較し、(手を洗うのが大変で)来客があるとお茶を出すのが大変。

という理由から、留守番のときには、やらないように気をつけたい。笑。

この前、料理に使われていたと思われる、業務用のホーローの鍋を二つ拾う。

なかなかお高い品なので、よく洗って、陶芸の削りカスを入れたり、粘土を柔らかくしたりするのに使おうと思う。

陶芸の基本は、ゆっくり乾燥させることである。

おおまかにビニールをかけ、ビニールケースの中に入れ、何ヶ月か置く。

完全にシッカリと乾燥させる。

そこがポイントらしい。

28000円の落札金額を、かき集めないとなあ。

この小さい窯で、まず、次の窯を買うための資金を集める。という計画。

それは、エッチングのプレス機も、そうだったのと同じである。

まず、現実的な設備投資を行い、回収できて、次の資金まで貯める。

目標50万円。ガンバルわ。

時々は、全くワケの解らない造形にもチャレンジ。

エンピツ削りと、キャップを置く装置というのにしてみたらどうかなあ。

小さいエンピツ削り、ケシゴム、エンピツのキャップというのは、いつも迷子になって困る。

結局カッターでエンピツは削られ、キャップはしないまま。

紙粘土と比較すると、陶芸作品は強固である。

個人的には、造形も思うように作りやすい。土によるとは思うけど。

満寿夫展を見て、小さい陶の仏像には特に心が動かされた。

ああ、あんなに仏教から離れてみえるような人でも、結局、仏像を作ってしまうのだと思ったら、何か安心した。

横山大観の展覧会でも、『哲学と信仰が創作には大切である』というような彼の言葉が貼ってあり、それは、結果として現れるということなのだと思う。

アタシには、哲学的な話も、信仰心もたいしてあるわけではないが、一つだけ、信仰を持てた人は、強いなと思うことは多い。

心のよりどころを持てない人こそ、ホントウに心配になる。

満寿夫展の話に戻れば、陶の板に経文を書いたような作品やら、型押しした仏頭の作品とか、イロイロな技法が見られ楽しめた。

仏像もいいなあ。

アタシも、素焼きの小さい仏像を沢山作りたい。

そうして、並べよう。

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