◆◆◆ 1074 ★ 急な仕事の話 ◆◆◆

銅板画作田富幸センセイのサイトはこちら/
今、文房堂のアートスクールで小口木版を教えてくださっている長島 充センセイの応援サイトができました。

2008.1.23.

この前、カジキ系の専門誌を発行されている雑誌社さんとご縁があり、お仕事をさせていただいた。

何でも、知り合いの釣竿などに貼るロゴマークを作って欲しいという急な話でやってきて、ラフを作ることになった。

アタシは、大きな和紙(印刷屋にもらった和紙で、和菓子の包装紙)の裏に、マジックで描画を始める。

オジャラ『もう少し時間があれば、もっとよく描ける人にお願いできるんですけどね』

というやる気のなさ。

第一、作ったことはないし、先方の要望がメチャクチャである。

決まった話は、カジキとマグロがいて、真ん中から龍の首。

ハプスブルグ家の紋章のような構図で、足、シッポがあり、シッポからはリボン。

はぁ。

まあいいかぁ。

こういう、普段描かない作品を作る良いチャンスである。

遅くまでかかり、概ね、注文のラフを作り上げ、今日は本画に入る。

明日納品とかいうのは、あまり引き受けないんだけどね。

彼はツイている。

アタシは、昨日と今日留守番日で、絵でも描こうとおもっていたところだからである。

そういう理由で年賀状用のポストカードをドサリとギャラリーに持ち込んで、いざ、描き始めようとしていた矢先である。

年賀状待ちの皆様、出そうという気はあります。

去年の切手になると思います。

まあ、現代アーティストなので、それはそれで、笑えていいかなと。

手で描いたりするよりも、切り絵にすると、小さく縮んだときにも、それなりの見栄えがするし、手で作ると、コンピュータ作品とは、全く違う質感になるので、きっと切り絵で本画を作り進めてゆくと思う。

その前に、もう少し下絵を固めたい。

月に2本ぐらい、こういった臨時の仕事が入ると、かなり潤うんだけどなあ。

まあいいかぁ。

1つ入るだけでも、結構嬉しい。

2008.1.24.

今日は、午後から忙しかった。

銅版画教室の方が訪ねてくださり、そのあと、昨日来た子供連れのお客様が、お友達も連れてきてくださった。

それから、私のHPをご愛読という風なロム系ネット愛好の方が訪ねてくださったりもした。

夕方には、猫絵師の目羅さんが来てくださり、そのあと、作家の、兎屋みいすけさんも様子を見に来たりもした。

はぁ。

今日締め切りの切り絵の作品は、その合間に作られた。アタシ的には、あとはデザインでナントカするしかないという域だが、納期があと2日あれば、深沢さんとか、すずきけんじさんなんかに頼んであげたのになあと思わないわけにはゆかない。

こんな注文の多い作品は、聞いた事がないが、深沢さんなんかは、きっと、得意に違いないのである。

ここでお見せできないのが残念だわ。

だいたい、カジキとマグロから手が出ているということそのものがスゴイよなあ。絵としてはインパクトあるけどなあ。社長さんはきっと気に入らないんじゃないかなあ。汗。

でもまあ、切り絵の腕も、物凄い上達しているというのは理解できた。あと2枚ぐらい作ると、飛躍的に濃淡のつけ方やなんかが良くなると思うけどなあ。

アートファンにお勧めするサイト 東京アートビート(Tokyo Art Beat)

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.