◆◆◆ 1052 ★ 芸術センターの公募作品を作る ◆◆◆

 

2007.11.27

Kのマスターの店に、個展のポスターを掲示してもらうために持参。

マスターは、芸術センター(千住一丁目にあるのパンフレットをくれる。

そのパンフレットには、公募の情報が掲載されていた。

1点3000円で、50号程度までかぁ。

芸術センターは、徒歩の範囲。

搬入が、徒歩で、自力で行ける場所にしか公募は出さないと決めている。笑。

マルイは、徒歩5分。

ゲイジュツセンターは徒歩12分程度。

ということで、急遽出すことに決める。

今回のは、入賞すれば、賞金がでるしさー。(足立区内の公募で、賞金が出るのをみたのははじめて)

締め切りは30日なのにだよっ。

とはいいながら、未発表の50号というのはないからねえ。この前作った、ティッツァーノのコラージュと、おりんちゃんでも使って、大きな作品に仕立て上げるという計画を立てる。

そんでもって、アトリエから、50号枠をギャラリーに運びペンキ塗り。

それから、小さい額縁を作る用に買っておいた木材で仮り額のようなスタイルを作りカンバス枠と組み立てる。

ペンキを塗るだけで、随分と格調高くなるから笑える。

ティッツァーノのコラージュは、なかなかの出来だった。

マネのオリンピアと、アタシのおりんちゃんをインクジェットで印刷して、それぞれをコラージュし、並べて貼り付けようという計画。

明後日が搬入日なんだけど、間に合うんだろうか?

それから、急な頼まれごとと、雑誌の表紙イラストの締め切りというのがある。

こういう日に限り、お客さんは入れ替わりきて、のんびりとお話してゆくのである。

人生というのは、思うようにいかないものなのだ。

オジャラよ。

個展の会期中に、公募出展を決めるなよ。

という状態。

とある現代作家さんが、『写真学校では、出展の誘いがあったときに、出す作品が無い』ということがないようにと習いましたので、新作を一年に一作以上は、コンスタントに作るように心がけています。

と雑誌に書かれていた。

なるほどねえ。こういうことなのね。

50号は、コツコツと描いておけということのよう。

それ以上の大きさは、自力搬入が無理で、アタシの場合、輸送費が払えないという理由から断念。

公募展というのは、本当に沢山あって、その事にも驚くのだ。

そうして、盛り上がっている公募展や、出展者募集にやっきになっている展覧会というのの差も内容の違いもあって研究してもしきれない。

それでも、売り画廊に足を運ぶほうがよっぽど質が高い作品が並んでいて、同じ時間なら、売り画廊の研究に費やすべきではないかと思えてくる。

嫌まあ、アタシの場合、買いに行ってるんだけどさ。

正確には、買う気で回っているというだけの話で、そんなに買ったりはしない。

だけれども、目をつけた作家さんの作品との出会いというのは、思いもよらない場所であるという実感もあり、チャンスを逃してはならない。

であるからして、目を光らせて画廊を歩いているということになる。

欲しいと思っていた作家さんの作品も、ここ2年ぐらいでコレクションに追加され、充実してきている。

そうして、また出会った作家さんの作品に目をつけておく。そういうことの繰り返しということになる。

そうすると、また、ご縁がある。狭い世界なのだ。

 

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