◆◆◆ 1020 ★ 新着ピエロ ◆◆◆

 

2007.10.21

左の絵は、びゅんびゅんちゃん。

モデルのピエロさんの演目キャラクターである。

雷小僧みたいなコスチュームで、雨を降らせたり、風を吹いたりするパフォーマンス。

絵にも躍動感が出てヨカッタと思う。

難を言えば、色が淋しかったかなあ。

もう少し黄色を入れたいよね。

こちらは、人魚のコスチューム。

ボディのペイントに失敗してしまう。

単調な作業は、性格的に向いていない。

途中で集中力が切れて模様がビミョーにガタついてしまう。

現実というのは、結果に現れる。

魔女っ子メグというアニメが好きだったよなあ。

女の子というのは、魔法使いが好きである。

小さい頃、その筋の童話や世界の民話、児童向け絵本なんかをよく読んでいたということもある。

特に魔法使いとお姫様が出てくる物語が好き。笑。

もうすぐクリスマスだからね、12月はクリスマスの柄にしよう。

どんなツリーにすればいいのか。

そうして、アタマの上からツリーという、まあ、安易な発想。

絵は、どうしても横長にしなければならない。

まあ、これもアリかなあ。

もう少しなんとかしたいよねぇ。笑。

オジャラよ、サンタのピエロとか、もう少しなんとかならないのかよっ。

そうだよねぇ。

ツリーの模様を省略しすぎているというのもあるし。

もう一枚描くかなあ。

この作品は、今度、業界誌に広告をモノクロで入れることになったので、急いで描きおろす。

やはり、去年の作品よりはマシ。汗。

今までの作品は沢山描いているようでも、(線にこだわりすぎて)濃淡の使い方がなっていない。

ボールペンやガラスペンを使った線画は、線の鍛錬にはなるが、やはり、一色で描くのであれば、濃淡や黒の面にももっと気を配った作品に昇華させなければならない。

嫌まあ、紙が、失敗した作品の裏とかいうのばかりで、ちゃんとした紙に描いていないということもある。

ハーネミューレに描けば、この通り。(ホントはちょっと失敗)

それにしても、一回モデルに来てもらっただけだけど、こんなに作品を作れるんだから、スゴイ存在感だよなあ。

彼女は、(ママが画家さんで、今回、足立の画家・作家展に出展してくださっているという理由で)画廊の留守番もしてくれる。

そのときに、彼女の演技や、先輩の演技やなにかについての感想を話す。

「パントマイムというのは、喜怒哀楽表現を、無言で行うこと。だからね、言葉を使う以上に難しい。

芸人さんは、言葉やしぐさを使って、人を笑わせている。その、笑いの瞬間というのを、体の表現だけで伝える能力を持たないとね。」

という話になる。

人を笑わせるというのは、そんなにカンタンなことではない。

 

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