◆◆◆ 1016 ★ 画廊留守番  ◆◆◆

 

2007.10.18

今週は、交代で何人かの人が留守番をしてくださる。

アタシは、鍵を開けにゆき、コーヒーの入れ方などを伝授。

それから、少し掃除をしてアトリエに行く。

そういえば、昨日は古物商の講習会というのがあった。

問答無用で、防犯協会なるものの年会費を払わされ驚いた。

来年はとぼけよう。

入会した覚えがないもんなあ。

しかも、年に一度の講習会なので、参加しないと、警察の立ち入り検査を受けてしまうという恐ろしい構造。

オジャラよ。古物品を扱うのかよ?

という計画性の無さ。

警察の検挙率には、古物商が大きく貢献しているというのはよく理解できた。

そうして、ネットの時代となり、盗品はネットで現金化されつつあり、犯罪者がウハウハなのだということも理解できた。

時代というのは、新化してゆくんだねえ。

4時までの予定の講習会は、30分早く終了で、好感度高かった。

八木美術の八木さん(柳町の骨董商)や、五福堂の大将(ハンコ屋さん)、カメラ屋さん(日本写真家協会の会長さん)などが来ていて、アタシの交友関係も広くなってきたと思わないわけにはゆかなかった。

会場には、リサイクルショップのオーナー、自転車屋さん、古本屋さん、ビデオ屋さん、質屋さんらしき人たちが大量。

中古品のマーケットが、シッカリとある日本という国は素晴らしいと思わないわけにはゆかなかった。

早く終わったので、アトリエで少し絵を描く。

今日は、3枚程新作を作り、5時ぐらいにギャラリーに帰る。

もう少し描いてもヨカッタよなあ。

今日は、大量の人が来たらしく、留守番担当さんは優秀だった。

この前のエキゾチックフェアで、アタシのポストカードをもって帰ったという人も訪ねて下さった。

来月は、アタシの個展なので、そのときに来てくださいという風に、案内を渡す。

展覧会の日が先に決まっているので、私の絵を見たい人には、その告知ができて、ギャラリーがあると便利だなと思う。笑。

この前、ギンザにある犬のイラストレーターの絵本やグッズ、版画を売るお店に立ち寄る。

グッズや絵本かぁ。

売れ残ったりするもんなあ。

まあいいかぁ。絵の原画販売以外考えないようにしよう。

新作の油彩は順調。

三岸節子の図録のことを時々思い出すが、あまり見ないことにする。

見ると絵が似てしまう気がするし、描いてみれば、その遠さに気づく。

自分の絵になっていなければならないし、あれほどの質感というのは、全く描ける気がしない。

それでも、自分の未熟さに気づける能力に感謝し、まだまだ力が上げられるのだと思えてくることが嬉しかった。

 

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