◆◆◆ 1015 ★ 銅版画教室 ◆◆◆
2007.10.17 |
新作でも作ろうと、今日は銅版を何枚か持参する。 作田先生は、地球環境に優しい版画家に進化されており、ホワイトガソリンやリグロインは使わずに、灯油と水を使って作業をすることになる。 黒ニスもマジックになり、有機溶剤の眼に見えない体の害というのを、教室から排除するという方向。 そのうちにプリントクリーナーを使うということになるかもしれない。 グランドも、液体グランドはやめて、固形のグランドを熱で溶かすという方法にシフト。 時代というのは進化する。 |
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新作は、まだ乾燥中で、しかも、ギャラリーに置いてあるためUPは次の機会に。 今年は、線だけの版画から脱出して少し「面」にも気を配ろうと思う。 版画の表現というのは、面と線、そうして点からなる描画の結果ということになり、それを、線と点しか使わないというのは、損をしているのと同じである。 マジックで描画し、白い面(にゃんこと、アタシを描く。) を作り、アクアチント。 このあと、40分ほど腐食。 そうして、最後にドライポイントで加筆する予定。 今日、一枚刷ってみました。 まあまあ。 |
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それから、以前に作った版画を何枚が印刷。 線が深すぎて、プレスしたときに、インクが滲み出る。 でもまあ、こういう版画は見たことないんで、こういう画風ということにしようかなという気にもなる。 わざと。 それはそれでありかなあ。 ガラスペンなんかで描画していると、線が一定にならず、思いもよらない結果になる。 ところどころインクが滲み広がるというのは、失敗みたいに思うもんなあ。 左の版も、アタマの上が潰れて、刷るとインクが広がってしまう。 まあいいかぁ。 こういうマチエールだということになれば、それはそれで、作家として箔がつくよなあ。笑。 |
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そうして、池田満寿夫のテレビ番組を見て、あれが銅版画というものだと思う。 彼の芸術性を評価してくれる人に出会えて、彼はホントウにラッキーだったと思う。 才能溢れる若いアーティストというのは、世の中に沢山にいる。 それでも、ちゃんとした作品を、大量に作り続けられる人はそんなに多くない。 オカモトタロウもそうだけど、なるべくして、その地位を手に入れたということだと思う。 新規にクラスに入られた方の1人は、アタシのHPを読んで下さっている方なのだそうだ。 ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 ヒマなのかなあ。 ホームページを読むって言っても、しゃぼんだまあおいそらだけでも、1000話以上あるけどなあ。 そういえば、お教室の高橋さんの展覧会が、この秋開かれます。 2007年11月6日(火曜)から11月11日(日曜日) 東京根津の花影抄というギャラリーで 母と娘の二人展を開催するそうです。 近くに美味しいステーキ屋さん(有名らしい)を見つけたので、一緒に楽しんでこようと思います。 |
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